今回の温泉は2019年に訪れた鳥取県岩美郡の共同浴場「岩井温泉 ゆかむり温泉」です。
「岩井温泉」は約1300年の歴史がある山陰最古の温泉地です。
「湯かむり」とは、頭に手ぬぐいをのせて柄杓で湯をかむるという岩井温泉独特の入浴法です。
建物の中に入ると券売機があるので入浴券を購入し、受付へ。
入浴料:大人(中学生以上)320円 小人(小学生まで)160円
営業時間:6時~22時
※10時~10時15分、15時45分~16時の各15分間は清掃の為、利用できません。
定休日:6月と11月に館内清掃の為、休館日があります。
脱衣所に入ると、壁に「ゆかむりの唄」の歌詞が掲示されていました。
いざ温泉へ!
浴室に入ると露天風呂はなく、内湯が2つだけあります。
手前に四角い浴槽があり、「温めの湯」となっており、奥に半円形の浴槽があり、こちらは源泉かけ流しの「熱めの湯」となっています。
どちらも湯量が豊富に注がれており、鮮度の良い温泉が楽しめます。
源泉温度が約50度なのでどちらも加水はされているようでしたが「熱めの湯」は本当に熱くてなかなか浸かることが出来ませんでした。約43度~44度ぐらいだと思います。
さすがに「湯かむり」をせずに普通に入浴しました。
熱い湯が苦手な方でも安心して下さい。
「ぬるめの湯」の方でも十分に泉質の良さを感じることが出来ました。
泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。
ほんのり黄色というか黄緑色をしており、若干、鉄の香りがしました。また、鮮度が良いので湯の花も少し舞っていました。
素晴らしいタイル画
「ゆかむり温泉」は温泉も良いのですが、浴室の壁面にあるタイル画がとても立派で綺麗でした。
私が行った時は「浦富海岸と傘踊り」のタイル画を見ることが出来ました。
タイル画を見ながら、のんびりと温泉に浸かり、身も心も寛ぐことが出来る温泉でした。
交通アクセス
🚃JR岩美駅からバスもしくはタクシーで約10分
🅿約30台(無料)