今回の温泉は2007年に訪れた大分県別府市の「観海寺温泉 いちのいで会館」です。
「観海寺温泉 いちのいで会館」は別府市内の住宅地を抜けて急な坂を登った別府市街が見渡せる高台にあります。
「いちのいで会館」は入浴のみの利用は出来ず、食事と入浴がセットになっており、代金を支払い後、入浴してから食事を頂きます。10年以上前なので記憶が定かではありませんが食事込みで1500円ぐらいだったと思います。
しかし、現在はコロナの影響で入浴のみとなっているようです。
「いちのいで会館」には「景観の湯」と「金鉱の湯」という露天風呂が2つと貸し切りの家族風呂があります。
私が訪れた時は「景観の湯」を利用することができました。
絶景露天風呂「景観の湯」へ!
「景観の湯」は二段になっており、上の段はプールのような大きなコンクリート造りの浴槽で、下の段は石造りの浴槽が二つあり、いずれの浴槽からも別府の街並みと別府湾を一望出来る絶好のロケーションを見ながら温泉に浸かることが出来ます。
泉質はナトリウム・塩化物泉。
入浴後の保温効果の高い温泉です。
湯の色は本来透明のようですが、天気や気温によって変化するらしく、私が行った時は青白く輝くコバルトブルーの綺麗な色をしていて、さらに硫黄の香りが漂い、温泉の良さを体感することが出来ました。
メタケイ酸が多いため、鮮やかな綺麗な青色を生み出していると思われます。そして、鮮度が良いからか湯の花も大量に舞っており、とろみがあり、心地よいスベスベとした浴感を感じられました。
もちろん、源泉かけ流しでとても熱い湯が注がれていましたが、浴槽が大きいため、ちょうどよい湯加減になっていて、のんびりと浸かることが出来ました。
開放感のある露天風呂で素晴らしい景色を眺めながら、鮮やかなコバルトブルーの温泉を十分に堪能することができ、改めて温泉って良いなあと思いました。
「金鉱の湯」
「金鉱の湯」は森の中にあるような雰囲気で岩造りの露天風呂が上下にあり、洞窟のサウナがあるようです。景色は「景観の湯」ほどではありませんが、落ち着いて浸かることが出来ます。
絶品!だんご汁定食
温泉から出た後は、食事を頂きます。
私は大分県の郷土料理「だんご汁定食」を頂きました。
「だんご汁」はもちもちとした麺と人参や大根など野菜が入った味噌汁でとても美味しく、そのほか「おにぎり」「唐揚げ」もあり、ボリュームのある定食でした。
交通アクセス
🚃JR別府駅東口から亀の井バスで約20分
🚙大分自動車道・別府ICから約10分
🅿25台(無料)