今回の温泉は2019年に訪れた岐阜県高山市の「栃尾温泉 荒神の湯」です。
「栃尾温泉」は岐阜県にある奥飛騨温泉郷のひとつで、「荒神の湯」は岐阜県を通る県道475線沿いの蒲田川の河川敷にある温泉です。
無人の共同浴場で露天風呂しかありませんが、敷地内にある10台以上停められる駐車場は無料で利用でき、トイレもあります。
温泉の入り口には大きい案内板があります。
入口に黄色い料金箱があるので、入浴料金を入れます。入浴料は寸志です。
入浴料:寸志(¥200~¥300?)
営業時間:8~22時
※月・水・金曜日は清掃のため、12時~。
定休日:年中無休
そのまま石の階段を降り、奥に進むと男女別の脱衣所というか脱衣小屋があり、その前にも入口にあったものと同じ黄色い料金箱があります。
思わず、また入浴料金を入れそうになりますが、入れなくても大丈夫です。
もちろん、温泉がいつまでも使えるように寄付として料金を入れても構いません。
脱衣所は簡単なつくりで棚に脱衣カゴがあるだけで、鍵付きのロッカーはないので貴重品は持って入らない方が良いと思います。
いざ温泉へ!
脱衣所を出ると、すぐ目の前に温泉がど~んとあります!
岩で作られた15人サイズの露天風呂が2つあります。
私が行った時は片方しか湯が張られていませんでした。
湯は無色透明でほのかに硫黄の香りがし、泉質はおそらく単純温泉なので、体への負担が少なく、入浴後は肌がスベスベとして、スッキリとしました。もちろん、源泉かけ流しです。
ただ、落ち葉や木の枝や藻のようなものが浮いてたりするので、スーパー銭湯のような清潔感を求める人には厳しいかもしれません。
また、洗い場はないので、純粋に「温泉」だけを楽しむための温泉です。
「荒神の湯」は泉質を楽しむ温泉と言うよりは、ロケーションを楽しむ温泉で、先述した通り、蒲田川の河川敷にあるので、目の前に川が流れており、その先には雄大な山々がそびえ立っており、開放感たっぷりの温泉が楽しめます。
解放感抜群がゆえ、対岸から温泉が丸見えです。
といっても人らしきものは見えませんでしたが、女性にとっては少しハードルが高い温泉かもしれません。
周りが山々に囲まれているので、温泉に浸かっていると温泉の流れる音や川の音など、自然の音しか聞こえないので、心癒されながら温泉を堪能しました。
こんな良い温泉が寸志で楽しめるなんて・・・最高。
夜は綺麗な星空を見ながら温泉を楽しむことができるのだろうと思います。
交通アクセス
🚙中部縦貫自動車道・高山ICからは約1時間、長野道松本ICからは約1時間20分
🅿約20台(無料)