今回の温泉は2020年に訪れた和歌山県那智勝浦町にある「湯川温泉 きよもん湯」です。
「湯川温泉」は約1500年の歴史がある温泉で、紀州の名湯として古くから地元の方たちに愛されている温泉です。
「きよもん湯」は「ゆかし潟」という周囲2kmの小さい湖のそばにある日帰り温泉施設です。国道42号沿いにあり、車で行きやすい立地にあります。
入り口の看板には「紀州の名湯 きよもん湯 自家源泉100%流しっ放し」と掲げられていました。
平屋の素朴なつくりの建物に入ると券売機があり、入浴チケットを購入し、横にある受付で渡します。
入浴料:大人500円 小人300円
※家族風呂:入浴料プラス1000円で利用することが出来ます。
営業時間:12時~23時半
定休日:年中無休
受付を抜けると温泉棟へ繋がる廊下があるので進みます。
通路の先に下駄箱があり、ここで靴を脱ぎ、さらに奥へ。
手前には家族風呂(貸切風呂)が3室あり、奥に一般の浴室があります。
建物に入った時から温泉の香りが漂っていましたが、脱衣所に入ると、さらに温泉の香りが増し、温泉への期待値がどんどん高まります!
いざ温泉へ!
硫黄の香りが漂う浴室に入ると大きな窓に面したタイル張りの浴槽が一つだけあり、露天風呂はありません。
大人10人サイズの大きな浴槽なので足を伸ばしてゆっくりと浸かることが出来ます。
湯口からは源泉かけ流しの無色透明な温泉が豊富に注がれており、浴槽から湯が惜しげもなく、オーバーフローしていたので鮮度の良い温泉が楽しめます。若干ですが湯の花も確認できました。
とろみがあり、つるつるすべすべ感があり、浸かると体が気泡に覆われ、爽快な浴感を楽しめます。
お風呂はひとつだけですが温泉の質で十分に楽しめ、人も少なかったこともあり、静かにじっくりと温泉を楽しむことが出来ました。
湯上り後は受け付けの右手側にあるガラス張りの広い休憩室があるので横になることも出来ます。
休憩室の中央には畳の小上りがあり、ガラス窓の周りは上品な趣の庭園が整備されていて眺めることができます。
「きよもん湯」がある「ゆかし潟」周辺には他にも「ゆりのやま温泉」や「四季の郷温泉」など良質な温泉が多数あります。
また、少し足を伸ばせば、以前記した「夏山温泉」もあり、さらに先を行けば「那智勝浦温泉」にも行くことが出来ます。
交通アクセス
🅿50台(無料)