今回の温泉は2022年に訪れた大阪府箕面市にあるスーパー銭湯「箕面湯元 水春」です。
大阪府箕面市の温泉と言えば、箕面スパーガーデン（現在は大江戸温泉物語グループ）が有名ですが、他にはあまり聞きません。
それもそのはずで箕面市には「箕面スパーガーデン」以外に「箕面湯元 水春」しか温泉がなく、銭湯もありません。
そんな温泉が少ない地域の中で「箕面湯元 水春」は多彩なお風呂が楽しめる貴重な施設となっています。
何でもある「ビーバーワールド」
「箕面湯元 水春」は「ビーバーワールド」というレジャー施設の中にあります。
「ビーバーワールド」には温泉以外にもボーリングやカラオケ、卓球、ロッククライミング、ダーツ、ゲームセンターなどのアミューズメント施設、飲食店などもあり、一日遊んで過ごせる場所となっています。
温泉は2階にあり、エスカレーターで上がり、券売機で入浴チケットを購入し、受付へ。
入浴料金：
平日 大人（中学生以上）800円 小人（5歳～小学生）400円 幼児100円
土日祝 大人（中学生以上）900円 小人（5歳～小学生）450円
※ネットなどに割引クーポンがあります。
営業時間：平日9時～26時 土日祝6時～26時
定休日：不定休
入浴チケットを渡すと、バーコード付きのリストバンドを渡されます。
館内で飲食等をした場合、すべてこのリストバンドを通し、最後にまとめて清算するシステムとなっていました。
いざ温泉へ！
浴室に入ると、掛湯槽があり、その先にはマイクロバブルで真っ白でクリーミーなミルキー風呂とジェットバスとリラクゼーションバス、サウナと水風呂があります。
さらにその先に行くと、人工炭酸泉だけがある部屋があり、その奥は洗い場となっています。
露天風呂エリアに行くと、岩造りの三段風呂があり、最上段は地下1200ｍから湧き出る温泉が楽しめる大人4人サイズの岩風呂があり、二段目の岩風呂へは階段伝いに温泉が流れています。
二段目の岩風呂は屋根付きのお風呂となっており、テレビが設置されています。
三段目の岩風呂へも階段伝いに温泉が流れていています。
三段目の岩風呂は源泉かけ流しではなく循環濾過式ですが、とても広く、ゆったりと寛ぎながら浸かることが出来ます。
岩風呂の最上段のお風呂は源泉かけ流しと謳われていましたが、残念ながら、加水・加温・消毒ありの湯なので、あまり温泉そのものの質は感じとることは出来ませんでした。
その他にも腰かけ湯、寝湯、つぼ湯、電気風呂、漢方薬草のサウナ、季節ごとに様々なお風呂が楽しめる露天替わり湯と、これでもかと言うぐらい様々なお風呂が楽しめます。また、別料金で岩盤浴も利用できます。
ちなみに私が訪れた時の露天替わり湯は「秋田県 乳頭温泉」をイメージした白濁のお風呂でした。さすがに本物の乳頭温泉のような香りや浴感はありませんでしたが、雰囲気は楽しめました。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉。
無色透明の湯で重曹成分が多く、少しとろみがあり、湯上り後は肌がすべすべとなります。
温泉から出た後は大広間の休憩所があり、休むことが出来ます。
また、「水春亭」という食事処もあり、食事をしながら休憩することも出来ます。
「箕面湯元 水春」は多彩なお風呂がたくさんあり、順番に回りながら浸かることができ、さながら「温泉アミューズメントパーク」のような感じで楽しめました。
交通アクセス
🚃地下鉄御堂筋線・千里中央駅もしくは阪急・北千里駅から徒歩25分、
🚌地下鉄御堂筋線・千里中央駅もしくは阪急・北千里駅から無料送迎バスあり（1時間2本）
🚙近畿自動車道・吹田ＩＣから中央環状線、国道423号経由で約20分
🅿約400台（無料・駐車券を受付で提示）
