今回の温泉は2022年に訪れた大阪府堺市のスーパー銭湯「御陵天然温泉 亀の湯」です。
「仁徳天皇陵古墳」へ
温泉に行く前に、三国ヶ丘駅を出ると近くに世界遺産の「仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)」があるので、まずそちらへ行きました。
「三国ヶ丘駅」の屋上に展望台のようなものがあるのですが、残念ながら、森しか見えません。
古墳の周りは地元の方にとっては、散歩コースなのか、ウォーキングしている人が多くいました。
駅から古墳沿いを15分ほど歩くと古墳の正面にある拝所に行けます。
残念ながら、天皇陵なので中へは入れませんでしたが、何とも言えない厳かな雰囲気の中でお参りをしました。
「仁徳天皇陵古墳」の周りには大小数多くの古墳や公園、博物館などがあります。
しばらく散策してから、本来の目的地である「御陵天然温泉 亀の湯」へ。
「仁徳天皇陵古墳」からは徒歩20~25分ぐらいで行くことが出来ます。
建物に入ると、券売機があるので入浴券を購入します。
入浴料:平日大人(中学生以上)850円 小人(3歳~小学生)420円
土日祝大人 900円 小人450円
営業時間:10時~25時
※土日は朝7時~営業
定休日:年中無休
受付で入浴券と下駄箱のカギを渡し、ロッカーのキーをもらいます。
休憩する場所や土産屋、食事処などがある広いロビーを抜けると脱衣所があります。
いざ温泉へ!
浴室に入ると、まず41度~42度と少し熱めの内湯があります。
内湯には温泉が使われていますが、加温され、消毒もされているので、あまり温泉感を感じることは出来ませんでした。
他にも電気風呂、ジェット風呂、2種類のサウナ(アロマサウナ・タワーサウナ)、水風呂など様々なお風呂があります。
大庭園露天風呂へ
外に出ると源泉かけ流しの温泉が楽しめる大人10人サイズの岩造りの露天風呂、寝湯、壺湯、人工炭酸泉、ジェットバスがあります。
そして、以前はあったと思われる「(高温?)温泉浴槽」なるものが浴槽がコンクリートで埋められている状態でありました。
少しぬめりがあるやわらかい湯で肌がすべすべになり、源泉温度が40.1度と少し温めなので体への負担が少ない温泉だと言えます。
おすすめは露天風呂!
常時、湯量豊富な温泉が注がれていて、38~39度とちょうど良い湯加減でやさしく包み込まれるような心地よい温泉で長く浸かることが出来ました。
琥珀色の湯はかすかにモール泉のような香りがし、茶色い湯の花も舞っていて温泉感が感じられ、十分に楽しめます。
また、テレビが備え付けられているので、テレビを見ながら、ゆっくりと温泉に浸かっていられます。
壺湯もおすすめ!
静かにじっくりと温泉を楽しみたい人は壺湯がおすすめです。
2つしかないので、譲り合いながら入らないといけませんが、源泉かけ流しの温泉を独占出来ます。
この壺湯にも湯量が豊富に注がれています。
また、露天風呂とは違い、少し熱めで透明に近い湯でしたので、おそらく湯の鮮度が良いのだと思われます。
テレビから少し離れているので静かに湯の流れる音を聞きながら、落ち着いて浸かることが出来ます。
スーパー銭湯ということでそれほど泉質には期待していなかったのですが、良い意味で期待を大きく裏切られる温泉でした。
それほど人も多くなく、壺湯と露天風呂を中心にのんびりと温泉を楽しむことが出来ました。泉温が高くないので思わず長湯してしまうので注意が必要です。
残念ながら・・・
令和6年5月末日で閉業しました。
「御陵天然温泉 亀の湯」から車で約5分ぐらいのところに「蔵前温泉 さらさのゆ」というスーパー銭湯があり、こちらもおすすめです。
交通アクセス
🚃南海高野線・百舌鳥八幡駅から徒歩約15分、JR/南海・三国ヶ丘駅から徒歩約15分
🚙阪神高速・大浜ICから約15分
🅿160台(無料)