今回の温泉は2022年に訪れた大分県別府市の共同浴場「別府温泉 海門寺温泉」です。
「海門寺温泉」は昔は「海門寺公園温泉」と言われていたことから、わかるように海門寺公園の隣に建つ市営の共同浴場です。別府駅から徒歩約5分で行くことが出来る好立地の温泉です。
2010年にリニューアルされ、施設全体がバリアフリーとなっているので、高齢の方でも利用しやすくなっています。
和風な外観の建物の前には「海門寺温泉湯かけ地蔵」というお地蔵さんが鎮座されていました。
建物に中に入ると正面に受付があり、入浴料を支払います。
入浴料:大人250円 小人100円
※ペイペイが使えます。
営業時間:6時半~22時半
定休日:毎月第2月曜日
受付の右側は休憩スペースになっていて、左側に男女別の入り口があります。
脱衣所はこじんまりとしていますが清潔感があります。
備え付けの棚に荷物を入れるスタイルですが、脱衣所内には貴重品用のコインロッカーもあります。
荷物が多い場合は休憩スペースにも大きめのコインロッカーがあるので、利用することをおすすめします。
いざ温泉へ!
浴室に入ると、真ん中に大きなタイル張りの四角い浴槽があるだけで露天風呂などはありません。
浴槽の中央で「あつ湯」と「ぬる湯」に仕切られていて、それぞれ大人5人サイズの浴槽があります。
別府の共同浴場にしては珍しく、シャワー、カランも完備されています。
ですが、地元の方は昔ながらの入浴方法、浴槽の湯で頭や体を洗っていました。
浴室奥にある「あつ湯」は約44度と、とても熱く、初めはなかなか浸かれません。
しかし、何回かチャレンジすると体が慣れてきて浸かることが出来るようになります。
とは言え、熱いものは熱いので、私はほとんど「ぬる湯」に浸かっていました。
浴室手前にあるのが「ぬる湯」になり、約40~41度ぐらいの湯温でちょうど良い湯加減で浸かりやすくなっています。
別府温泉の湯はとても熱いのですが、熱い湯に慣れていない人でも温泉が楽しめます。
源泉かけ流しの無色透明の湯はとても心地よく、のんびりと寛ぎながら温泉を楽しむことが出来ました。
泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉。
さらりとした浴感で湯上り後はスッキリとする湯でした。
「海門寺温泉」は別府駅からも近く、行きやすさもあり、地元の方含め、利用客が多い人気の共同浴場です。
こじんまりとした温泉ですが、清潔感もあり、昔ながらの共同浴場の良い雰囲気が味わえる温泉でした。
交通アクセス
🚃JR別府駅から徒歩約5分
🚙大分自動車道・別府ICから約15分
🅿3台(無料)