今回の温泉は2019年に訪れた鳥取県鳥取市にある温泉銭湯「鳥取温泉 元湯温泉」です。
「鳥取温泉」について
「鳥取温泉」は明治37(1904)年に発見され、大正14(1925)年に「噴泉浴場」として開湯した、比較的新しい温泉地です。
そして、この地域で最初に出た温泉だったので「元湯」と呼ばれ、後にこの通称を屋号にされたそうです。
「鳥取温泉」は鳥取市街地に点在する3か所の温泉、「吉方温泉」「永楽温泉」「末広温泉」の総称で、「元湯温泉」は「末広温泉」を利用した温泉銭湯です。
これらの温泉を巡るのも楽しそうです。
建物に入ると男女別の入り口があり、2階に上がると脱衣所兼休憩所があります。
券売機があるので入浴券を購入し、入浴券を角にある番台にいるおばちゃんに渡します。
入浴料:大人450円 中学生・高校生300円 小学生150円 幼児(3歳以上)80円
営業時間:6時~9時半、13時~23時
定休日:年中無休
休憩所と一体になった脱衣所はレトロな雰囲気があります。
無料鍵付きロッカーが完備されています。
いざ温泉へ!
浴室は大人10人サイズの半円形の浴槽とその隣に水風呂があるだけのシンプルなつくり。
壁や天井、梁、柱などが木造で天井が高く、開放感があり、湯治場のような雰囲気の浴室です。
おそらく利用客が多いからか、無色透明の湯は残念ながら源泉かけ流しではなく、循環濾過式・消毒ありです。また、源泉温度が高いので加水もされています。
ですが、それほど消毒臭は感じられず、浴槽の縁は薄く茶色くなっていることから、温泉成分はきちんとあることがわかります。
ちなみにシャワー・カランも温泉が使われています。
泉質はナトリウム・硫酸塩・塩化物泉。
滑らかで、とても気持ちの良い湯で湯上り後は肌がすべすべになりました。
少し熱めの湯なので水風呂との温冷交互浴をしながら楽しむと気持ちが良かったです。
「鳥取温泉」はJR鳥取駅にも近く、鳥取砂丘や砂の美術館、白兎神社などの鳥取市の主要な観光スポットへ行くにも便利な場所にあります。
私は鳥取温泉から同じ鳥取県にある「岩井温泉」「鹿野温泉」「東郷温泉」などを巡る温泉旅をして楽しみました。
交通アクセス
🚃JR鳥取駅北口から徒歩12分
🅿約20台(無料)