今回の温泉は2019年に訪れた和歌山県有田郡の温泉旅館「滝原温泉 ほたるの湯」です。
「ホタルの里」
温泉の名前の通り、「ホタルの里」として知られていて、毎年5月下旬~6月上旬にはホタルが見られ、施設の近くにある広川ダムの上流地区がホタルの観賞スポットになっています。
また、施設の近くには自然が楽しめる「滝原ふるさとふれあい公園」があり、先述の広川ダム周辺ではホタルだけでなく、春は桜の花見客で賑わいます。
また、「滝原温泉 ほたるの湯」周辺には「中津温泉」や「二ノ丸温泉」「かわべ温泉」など渋い温泉が多数あります。
建物に入り、下駄箱に靴を入れ、券売機があるので、入浴券を購入します。
フロントで下駄箱のカギと入浴券を渡し、引き換えにロッカーのカギを受け取ります。
フロント横は広いロビーになっていて、お土産なども販売されています。
入浴料:大人(中学生以上)600円 小人(4歳以上)300円
立ち寄り湯の営業時間:11時~20時半
定休日:毎月第2木曜日・12/31・1/1
宿泊棟と温泉棟があり、温泉がある棟へ続く渡り廊下を進むと、脱衣所の入り口が出てきます。
脱衣所は畳敷きになっていて、それほど広くはありませんが、清潔感があります。
鍵付きロッカーが完備されています。
いざ温泉へ!
浴室には内湯とサウナ、水風呂、露天風呂があります。
窓に面してある内湯は大人8~10人サイズの長方形の石板造りの浴槽で、浴槽内にはジェットバスと泡風呂があります。
残念ながら、内湯、露天風呂ともに源泉かけ流しではなく、かけ流しと循環濾過式の併用で消毒もされています。泉温も約20度と低いので加温がされています。
無色透明の湯ですべすべとした浴感で、とても心地よい温泉です。
開放的な露天風呂へ!
露天風呂は大人10人サイズの岩風呂がひとつだけあり、とても開放感のある広い日本庭園のような雰囲気になっています。露天風呂の中心付近は泡風呂になっています。
内湯の方は少し消毒臭が気になりましたが、露天風呂の方は、ほのかに硫黄の香りがして、温泉感が感じられました。
湯の温度はそれほど熱くなく、自然の中でのんびりと寛ぎながら温泉を楽しむことが出来ました。
シャワーにも温泉が使われており、ほのかに温泉の香りがしたので、一番温泉感が楽しめるのはシャワーかもしれません。
湯上り後は畳敷きの広い休憩所もあり、地元の食材を使ったメニューが食べられる食堂もあるのでゆっくりと過ごせました。
交通アクセス
🚃JR紀勢本線・湯浅駅からタクシーで約20分
🚙湯浅御坊道路・広川ICから約10分
🅿約80台(無料)