今回の温泉は2022年に訪れた大分県別府市の共同浴場「田の湯温泉」です。
「田の湯温泉」の歴史
「田の湯温泉」の歴史は江戸時代からと伝わっていて、当時、温泉の周辺は田んぼばかりで畦道を通って、かなり遠くからでも、一日の疲れを癒すために多くの人々が訪れ、「畦なしの湯」とも呼ばれていました。その後、現在の名称「田の湯温泉」と呼ばれるようになりました。
白を基調とした共同浴場っぽくない建物に入ると、すぐに番台があるので、入浴料を支払い、中へ。
入浴料:大人200円 小人100円
営業時間:6時半~14時、15時~22時半
定休日:毎月第一火曜日
脱衣所は4~5人でいっぱいになるほど狭く、混んでいる時は待たなければなりません。
ロッカーはなく、棚に荷物を入れます。棚の一番下が靴置き場になっているので、靴を置きます。
いざ温泉へ!
浴室内は光が差し込み、とても明るく、浴室の中央に大人7~8人サイズのタイル張りの長方形の浴槽があります。
カランはありますが、シャワーはありません。
地元の方たちは浴槽の周りに座り、桶で浴槽から湯を取り、頭や体を洗っていました。
浴室の角には源泉升があり、湯は浴槽内に直接、注がれていて、調整用で水道の蛇口がありました。
というのも、別府の温泉はとても熱い湯で、「田の湯温泉」も同様にとても熱い湯なので、私が訪れた時は常時、水道から水が注がれていました。
泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩泉。
うすく緑がかった色をして、さらりとした浴感でさっぱりとした温泉です。
もちろん、源泉かけ流し温泉で惜しげもなく浴槽から湯がオーバーフローしていて、常に鮮度の良い温泉が楽しめます。
熱い湯にじっくりと浸かり、地元の方たちの世間話を耳にしながら、温泉を楽しみました。
交通アクセス
🚃JR別府駅から徒歩で約5分
🚙東九州自動車道・別府ICから約15分
🅿専用の駐車場はないので、近隣のパーキングを利用。