今回の温泉は2010年に訪れた群馬県吾妻郡草津町の「草津温泉 白旗の湯」です。
「草津温泉」は説明もいらないぐらい有名な温泉地ですが、「白旗の湯」は草津温泉にある共同浴場のひとつで、草津温泉名物の湯畑のすぐそばにあります。
そして、「白旗の湯」は無料で利用できます!
名湯・草津の湯を無料で利用できるなんて、とても贅沢な気分になります。
入浴料:無料!
営業時間:5時~23時
定休日:年中無休
建物の横には「白旗の湯」の由来が記されています。
木造の趣のある建物に入ると、すでに硫黄の香りが漂っています。
靴置き場があるので、靴を置き、中へ。
脱衣所は鍵付きロッカーなどはなく、棚があるだけのシンプルなつくりです。
脱衣所と浴室には仕切りがなく、鄙びた雰囲気があり、東北地方の温泉地の湯治場のような感じです。
荷物を棚に入れて、温泉へ。
いざ温泉へ!
浴室内はすべて木造で、温泉の湯気も相まって、とても良い雰囲気です。
露天風呂はなく、内風呂が2つあるだけです。
いずれも木造の浴槽で、大人3~5人サイズの広さです。
とにかく熱い!
「草津温泉」は熱い湯で有名ですが、「白旗の湯」も同様、とても熱い湯でした。
2つの浴槽には源泉かけ流しの温泉が注がれ、一応、「あつ湯」と「ぬる湯」に分けられていますが、どちらも熱い!
いつもより掛湯を多めにして、まずは「あつ湯」に浸かります。
「あつ湯」
「あつ湯」は湯の色がやや透明白濁で、硫黄の香りも強く、温泉の濃厚さを感じさせます。湯には白い湯の花が舞っています。
しかし、熱すぎて、なかなか浸かれません。体感的に47度以上はあるように感じました。
気合を入れて、やっとの思いで浸かれても、浴槽内で動けません。少しでも動くと熱いので、浴槽内でじっとして、濃厚な湯をじっくりと体感しました。と言っても、1分も浸かれませんでしたが。
続いて、「ぬる湯」へ
「ぬる湯」は「あつ湯」に比べると、濃い白濁の色をした湯です。
硫黄の香りがしっかりとあり、温泉感がとても強い湯です。「ぬる湯」とは言え、体感的には44度以上あり、熱い湯に違いはありません。
ただ、「あつ湯」にチャレンジした後だったので、浸かりやすく感じました。それでも長湯は出来ません。
泉質は酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉。
pH2度の強酸性の温泉なので、少しピリッとした浴感でした。湯上り後はさっぱりとして、気持ちの良い湯でした。
とても熱い湯でしたが、名湯・草津温泉を無料で体感することができて大満足でした。
交通アクセス
🚃JR長野原草津口駅からバスで約30分
🅿専用の駐車場はないので、草津温泉内にあるパーキングを利用