今回の温泉は2011年に訪れた鹿児島県霧島市の「霧島温泉 旅行人山荘」です。
「旅行人山荘」は鹿児島空港から車で約30分ほどで行くことができ、約50000坪もある自然林に囲まれた自然豊かな環境にある創業100年を超える老舗ホテルです。
全室から桜島と錦江湾が望める素晴らしいロケーションが楽しめるのも魅力の一つです。
歴史
温泉自体は1819年に発見され、地元の湯治温泉として親しまれていました。
1917年(大正6年)に蔵前仁蔵という方が、温泉を譲り受け、「丸尾温泉旅館」を始めたのが「旅行人山荘」のルーツで、昭和43年に現在の地に移転し、「霧島プリンスホテル」となり、平成9年に名称を「旅行人山荘」に変え、現在に至ります。
風格ある立派な建物に入ると、高級感漂うロビーが広がっています。
フロントで立ち寄り湯の利用する旨を伝え、入浴料を支払います。
入浴料:大人600円 子供300円
立ち寄り湯の営業時間:12時~15時
定休日:年中無休
「旅行人山荘」には「大隅の湯」と「錦江の湯」の2つの大浴場があり、男女日替わりとなります。
私が利用した日は「錦江の湯」の方でした。
また、全部で4つ(赤松の湯・もみじの湯・ひのきの湯・鹿の湯)の貸切露天風呂もあります。
入浴料:大人1200円 子供600円
営業時間:11時~14時
※貸切露天風呂を利用した場合、大浴場が無料で利用できます。
大浴場はフロントがある階の一つ下にあるので、階段を下りていきます。
階段を下りてすぐに入り口があります。
いざ温泉へ!
浴室に入ると、手前に大人3~4人サイズの半円形の石造りの浴槽があります。
深さがなく、奥にある主浴槽から湯が流れてきています。
奥に進むと窓に面して、大人8~10人サイズの石造りの主浴槽があります。
注がれている湯は源泉かけ流しの透明の湯で、泉質は単純温泉ですが、しっかりと硫黄の香りがして、湯の花も舞っていて、温泉の濃さが感じられました。
続いて、露天風呂へ。
これこそ絶景露天風呂!
露天エリアに行くと、目に飛び込んでくるのが、錦江湾、そして桜島が一望できる素晴らしいロケーションです!
露天風呂の前には何もなく、とても開放感があり、見渡す限りの絶景です!
露天風呂は大人3~4人サイズの四角い石造りの浴槽です。
そして、源泉かけ流しの湯の泉質は内湯とは異なり、単純硫黄泉で、硫黄の香りが強く、内湯よりも温泉感をしっかりと感じられます。
湯の色は白濁していて、大量の湯の花が舞っていました。
素晴らしい温泉に浸かりながら、目の前に広がる素晴らしい景色を何も考えず、ただぼんやりと見ながら、最高の時間を過ごせました。
また、訪れる機会があれば、今度は貸切露天風呂を利用したいと思います。
交通アクセス
🚃JR霧島神宮駅からバスで約30分
🚙九州自動車道・横川ICから約30分
🅿60台(無料)