そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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明礬温泉 みどり荘(大分県)

今回の温泉は2022年に訪れた大分県別府市にある「明礬温泉 みどり荘」です。

 

「明礬温泉 みどり荘」がある明礬温泉エリアは湯の花小屋が点在し、辺りからは湯煙が立ち上っていて、さながら「地獄」のようです。

 

「明礬温泉 みどり荘」はかつては旅館の営業をしていましたが、廃業されて、今は立ち寄り湯のみの営業をしています。

 

最寄りのバス停から湯煙の中を道を進んでいくと、「みどり荘」が見えてきます。

民家のような建物で、玄関は暖簾がかかっていますが、親戚の家のような雰囲気が漂っています。

明礬温泉 みどり荘HPより

早速、中に入ろうと玄関を開けようとしたら・・・開きません。

もしかして、休業?? 人の気配もありません。

誰かいないか、辺りをうろうろしていると、軽トラが駐車場に停まり、人が降りてきます。

尋ねてみると、「みどり荘」のご主人でした。

立ち寄り湯の利用する旨を伝えると、快く、親切に対応して下さりました。

 

ご主人に入浴料を支払います。

「みどり荘」は内湯、露天風呂計6室の貸切風呂のみがあり、1時間利用できます。

入浴料:内湯大人500円、露天風呂大人700円

営業時間:5月~10月は9時~18時、11月~4月は9時~17時半です。

定休日:毎週水曜日

私が訪れた時は他に利用客がいなかったからか、好きなところを利用しても良いと言われ、内湯と露天風呂の両方を利用できました。

 

受付から廊下を進み、浴場がある2階への階段を上がると、浴場の入り口が出てきます。

明礬温泉 みどり荘HPより

脱衣所は簡素なつくりで棚があるだけです。

まずは、露天風呂へ。

 

硫黄の香り漂う露天風呂!

浴室はこじんまりとした庭園と大人2~3人サイズの木造の浴槽があるだけのシンプルなつくり。

周りを塀で囲まれ、景色は望めませんが、そんなことが気にならないぐらい最高の温泉が楽しめます!

湯口から注がれる青白い湯からは硫黄の香りが漂い、その香りを嗅ぐだけでテンションが上がります!

 

早速、掛湯をして、湯に浸かると、大量の白い湯の花が浴槽内を舞い、一気に湯の色が白くなります。そして、浴槽からは勢いよく湯が溢れ出ます。

湯はもちろん源泉かけ流しで、湯の温度は少し熱めでしたがとても気持ち良く、硫黄の香りがより温泉感を高めます。

 

浴室はシンプルなつくりですが、これで十分だと感じられるほど最高の温泉が楽しめます!

泉質は酸性単純硫黄泉。

殺菌作用が強く、皮膚病などに効能があり、先述の通り、しっかりとした硫黄の香りがするので温泉感が強く感じられる湯です。

 

続いて、内湯へ。

脱衣所は露天風呂同様、簡素なつくりで棚があるだけです。

 

湯治場のような渋い内湯!

浴室の扉を開けると、硫黄の香りが鼻につきます。浴室内は硫黄の香りで満たされています。換気はされていますが、露天風呂よりもより濃厚に感じます。

 

浴室内はまるで湯治場のような雰囲気で、大人3~4人サイズの木造の浴槽があるだけのシンプルなつくり。

湯は露天風呂同様、青白い色をしています。

掛湯をして、湯に浸かると、やはり湯底に溜まっていた白い湯の花が舞って、一気に湯の色を白くしていきます。

湯口の周りや浴槽の縁が白くコーティングされていて、温泉の濃さを感じられます。

湯はもちろん、源泉かけ流しでしっかりと硫黄の香りがして温泉感が強く、それだけで十分に満足できます。

 

浴槽がひとつあるだけですが、それがより温泉に集中できて、時間いっぱいまで温泉を堪能しました。本当に素晴らしい温泉でした。

 

帰りにご主人と少し温泉の話をして、後にしました。

また、訪れたい温泉のひとつになりました。

 

現在、休業中。

2022年9月9日から当面の間、温泉施設の大規模メンテナンス工事のため、休業されるようです。

 

 

交通アクセス

🚃JR別府駅からバスで約30分

🚙大分自動車道・別府ICから約10分

🅿7台(無料)

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