今回の温泉は2020年に訪れた兵庫県豊岡市出石町の「出石温泉 湯元館」です。
「但馬の小京都」
出石町は「但馬の小京都」と呼ばれ、今でも城下町の面影が今も色濃く残っている町です。
出石町のシンボル「辰鼓楼」など観光スポットが多く点在し、郷土料理「出石そば」も有名でグルメ・観光が楽しめる町です。
「出石温泉 湯元館」は出石市街から出石川を挟んだ場所にある日帰り温泉施設です。
敷地内には、出石蕎麦そばが味わえる蕎麦屋や宿泊施設があります。
温泉マークが目を引くレトロな建物に入ると、受付にご主人がいるので、入浴料を支払います。
入り口上部には「出石温泉 湯元館 徳川の湯」という立派な掲げられています。
温泉と徳川家とは特に関係はなく、ご主人の独断で名付けられています。
脱衣所は棚にカゴがあり、荷物を入れるスタイルです。
有料のコインロッカー(100円)もあります。
「徳川吉宗の湯」へ!
内湯と露天風呂が1つずつというシンプルな温泉です。
ちなみに男湯は「徳川吉宗の湯」、女湯は「篤姫の湯」と名付けられています。
内湯には大きな窓に面して、大人8~10人サイズの浴槽があります。
シャワーとカランも完備されています。
それほど広くない浴室ですが、大きな窓から光が多く差し込み、開放感があり、ゆったりとした気持ちで温泉に浸かれます。
源泉かけ流しの湯は加温されていて、少し熱めですが、温泉感が感じられ、良い湯です。
ほのかに黄緑色をした湯の泉質はナトリウム・炭酸水素塩泉。
とてもとろみがあり、つるつるとした浴感の温泉で、湯上り後は肌がすべすべとしていました。
趣ある露天風呂へ!
ちょっとした庭園のような趣の露天風呂は大人12人ほどが入れるぐらい大きく、内湯に比べて、湯温が温めなので、体への負担が軽く、のんびりと景色を見ながら浸かっていられます。
建物も含め、昔ながらの湯治場や銭湯のような雰囲気があり、何だか妙に落ち着く、とても良い温泉でした。
温泉巡りもおすすめ!
「出石温泉 湯元館」から車で約20~30分ぐらいで「シルク温泉やまびこ」や「やぶ温泉 但馬楽座」「とがやま温泉天女の湯」へ行くことが出来ます。
交通アクセス
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