そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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鹿児島県霧島市 温泉巡りの旅⑤妙見温泉 田島本館「きず湯/胃腸湯」

今回の旅で宿泊した妙見温泉 田島本館」で一つ目の温泉「神経痛の湯」を利用し、食事後、もう一つの温泉「きず湯/胃腸湯」へ行きました。

 

前回の記事はこちら。

「きず湯/胃腸湯」へは「神経痛の湯」の湯小屋と宿泊棟の間にある細い通路を下って行きます。

浴室は川沿いにあり、宿泊者しか利用できない温泉です。左側が女湯、右側が男湯になります。入り口の前でスリッパを脱ぎます。

 

中に入ると、こじんまりとした簡素な脱衣所があります。

鍵付きロッカーはなく、棚にある脱衣カゴに荷物を入れます。

 

「きず湯/胃腸湯」へ!

浴室には浴槽2つと一番奥に打たせ湯があるだけのシンプルなつくりです。

川側には簾が掛かっていて、半露天風呂になっています。

浴室は「神経痛の湯」とはまた違った湯治場の雰囲気があり、とても落ち着きます。

 

手前の浴槽が「きず湯」、奥の浴槽が「胃腸湯」になります。

いずれの浴槽も大人2人ぐらいが入れる広さで、やや緑がかった色をした源泉かけ流しの温泉が注がれています。

湯口をよく見ると、注ぎ口が浴槽に浸かっています。つまり、源泉から空気に触れずに直接、浴槽に注がれているので、鮮度の良い温泉が楽しめるようになっています。

注がれた湯は浴槽からずっと溢れ出ているので、床がオレンジ色に綺麗にコーティングをされていました。

 

「きず湯」へ

しっかりと掛湯をして、まずは切り傷や肌荒れになどに効果があるという「きず湯」へ。

湯にじっくりと身を沈めると、とても心地の良い湯が全身を包みこんでくれます。

そして、しばらく浸かっていると、体中に無数の泡が纏わりつきます。

泉質は炭酸水素塩泉。

鉄の香りがして、先述の通り、泡付きがあるので、炭酸ガスが多く感じられます。

湯温が丁度良く、心地よい湯なので、いつまでも浸かっていられる良い温泉です。

 

「胃腸湯」へ

続いて、「胃腸湯」へ。

ゆっくりと湯に身を沈めると・・・熱い。けど、気持ち良い・・・。

「胃腸湯」は「きず湯」に比べて、湯温が少し熱めです。おそらく43℃ぐらい。

 

泉質は「きず湯」と同じ炭酸水素塩泉ですが、「きず湯」と比べて、鉄の香りが強く感じ、泡付きはあまりありませんでした。

長湯は出来ませんでしたが、さっぱりとした気持ちの良い温泉です。

 

「打たせ湯」へ

せっかくなので、浴室の一番奥にある「打たせ湯」へ。

源泉かけ流しの温泉がずっと勢いよく注がれているので、頭から全身で温泉を浴びました。

「打たせ湯」の床も温泉成分で赤茶色くなり、美しいコーティングが確認できます。

 

そして、再び「きず湯」へ。

私以外に利用者がいなかったので、1時間以上貸し切り状態で、心地よい湯に身をまかせながら、1日目の旅を振り返りつつ、のんびりと極上の温泉を満喫しました。

 

あまりに素晴らしい温泉だったので、翌朝、もう一度「きず湯/胃腸湯」を利用しました。

そして、美味しい朝ご飯を頂き、2日目の旅に出発しました。

「田島本館」は宿の雰囲気、ロケーションが良く、温泉も素晴らしく、また訪れたいと思えるほど良い宿でした。

 

次の温泉の記事はこちら。

 

 

交通アクセス

🚃JR日豊本線隼人駅からタクシーで約15分

🚙九州自動車道・横川ICから約20分

🛫鹿児島空港から車で約20分

🅿約30台(無料)

 

 

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