今回の温泉は2022年に訪れた大分県別府市のホテル「亀の井ホテル 別府」です。
別府観光の父「油屋熊八」
「亀の井ホテル」の創業者・油屋熊八は今から約100年前に「山は富士、海は瀬戸内、湯は別府」のキャッチフレーズで別府を一大温泉観光地とするために奔走しました。
当時の日本では珍しい洋式のホテルを開業、さらに自動車会社を設立し、日本初となるバスガイドによる観光案内をはじめるなど類まれなるアイデアと行動力で別府観光の礎を築きました。
功績が称えられ、JR別府駅前には「油屋熊八」のユニークな銅像が立っています。
別府観光には、外せないスポットのひとつです。
別府駅前の「油屋熊八」の銅像から徒歩約5分で「亀の井ホテル別府」に。
ホテルに入ると、広々としたロビーがあります。
フロントで、立ち寄り湯の入浴料を支払い、レンタルタオル(バスタオル・小タオル)と入浴許可証を受け取り、エレベーターで大浴場がある3階へ。
入浴料(タオル付):大人500円 小人200円
立ち寄り湯の営業時間:11時~15時
定休日:年中無休
3階に着き、エレベーターを出ると、右側に男湯、左側に女湯の入り口があります。
同じフロアには「スーパーボールすくい」などが楽しめる「縁日コーナー」や昔懐かしい瓶コーラや駄菓子などが販売されている「駄菓子コーナー」があり、家族みんなで楽しめます。
脱衣所はとても広々としていて、清潔感があります。
無料鍵付きロッカーが完備されています。
100人が利用できる!?広~い温泉へ!
浴室はめちゃめちゃ広く、大人数が利用しても大丈夫です!
とても広いのに、私が訪れた時は他に利用客がいなくて、貸切状態で贅沢に温泉が楽しめました。
内湯には窓に面して、大きな横長の浴槽があります。サウナ、水風呂もあります。
早速、掛湯をして温泉へ。
湯に身を沈めると、少し熱めの湯が体に染みわたります。
湯口からはドバドバと温泉が注がれ、大きな浴槽を満たしています。
無色透明、無味無臭の湯は源泉掛け流しではありませんが、優しい湯触りで、心地良い温泉です。
体が温まったところで、露天風呂へ。
露天風呂へ!
露天風呂には大人6~7人サイズの浴槽があります。
露天風呂の横には椅子やデッキチェアが用意されていて、のんびりと休憩をしながら温泉が楽しめます。
湯口からは打たせ湯のように温泉が注がれています。
内湯と同じく源泉掛け流しではありませんが、消毒臭がしないので温泉感も感じられます。
別府の温泉は熱い湯が多いのですが、露天風呂は湯の温度が温め(約39℃ぐらい?)に設定されているので、長湯が出来ます。
露天風呂の周りは壁に覆われているので景色は望めませんが、湯がとても気持ち良いので、とてもリラックスして温泉を満喫できました。
「亀の井ホテル 別府」は別府駅からも近く、別府観光の拠点として良いホテルだと思います。
交通アクセス
🚃JR別府駅から徒歩約5分
🚙大分自動車道・別府ICから約15分
🅿300台(無料)