今回の温泉は2024年に訪れた奈良県生駒市の日帰り温泉施設「音の花(ねのはな)温泉」です。
「音の花温泉」は近鉄生駒線・東山駅から徒歩で5分ほどの場所にあります。駅からてくてく歩いていくと、看板が見えてきます。
わかりやすい大きな看板に従い、敷地に入ると、地元の野菜や果物を中心に販売している青果店があります。
青果店を横目にさらに進むと、「音の花温泉」の建物があります。
建物へ入り、下駄箱に靴を入れて中へ。
受付の前に券売機があり、入浴券を購入します。
入浴券を購入後、受付で入浴券と下駄箱のカギを渡して、指定されたロッカーのカギを受け取ります。
入浴料:大人(中学生以上)1000円 小人(小学生まで)500円 3歳以下無料
※毎週水曜日は大人500円 小人300円
営業時間:9時~21時
定休日:年中無休
ロビーにはソファなど休憩スペースがあり、湯上がり後もゆっくりと出来ます。
食事処「音の花亭」
さらに奥には食事処「音の花亭」があり、テーブル席はもちろん、座敷もあり、とても広く大人数で訪れても大丈夫です。
丼や麺類など一般的なメニューもありますが、一番のおすすめは海鮮料理で、毎日魚を市場から直接仕入れており、新鮮な魚介類を使ったお造りやお寿司などが、温泉に併設された食事処かつ、山の中にある施設とは思えないほどの値段以上の味、ボリュームで楽しめます。
平日は食事処のみの利用も可能ですが、土日は食事処のみの利用は出来ません。(定休日:水曜日)
訪れた日はお昼時ということもあり、多くの人が訪れ、賑わっていました。
温泉に向かいます。
細長い廊下の突き当りに入り口があり、暖簾をくぐり中へ。
脱衣所は混みあうとやや狭く感じる広さですが、清潔感があります。
いざ温泉へ!
浴室の右側に洗い場、左側に掛湯槽と円形の気泡風呂があり、窓に面して大人20人以上サイズの広い浴槽があります。その他、サウナ、水風呂があります。
早速、掛湯をして、温泉へ。
湯はやや熱めで、とろみがあり、ぬるぬるとし、温泉感が感じられます。
湯口から注がれる湯は源泉掛け流しではなく循環濾過・消毒ありの温泉ですが、消毒臭は気になりませんでした。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
とても広々としているので、利用客が多くても、ゆったりと浸かっていられます。
しかし、広いのは内湯だけでなく、露天風呂もかなり広いのです。
ということで、内湯の奥にある扉から露天風呂へ。
奈良県最大の大露天風呂!!
扉を開けて、外に出ると、目の前に50人以上は入れるであろう、大きな露天風呂があります!
露天風呂も広いのですが、その大きな屋根にも目がいきます。太い柱や梁で支えられた大きな屋根があるおかげで、雨の日でも温泉が楽しめます。
思っていた以上の大きな屋根、露天風呂に驚きます!
露天風呂の周りには岩が並べられ、良い雰囲気を醸し出しています。露天風呂内にも大きな岩や石が配されており、岩にもたれて温泉に浸かったり、石の上で休憩をしている人もいました。
温泉へは手すり付きのスロープがあり、足が不自由な人や子供も安全に温泉に入れます。
湯は内湯と比べて、ほのかに鉱物臭がし、さらにとろみがあって、ぬるぬるとして肌に良さそうな感じです。
メインの湯口は奥にあり、岩場をつたって注がれていますが、大きな露天風呂なので、数か所から注がれています。また、源泉掛け流しではなく、一部放流循環併用の掛け流し・消毒ありの温泉です。
日曜日に訪れたので、それなりに利用客がいましたが、とにかく広い露天風呂なので、周りを気にせずにゆっくりと温泉が楽しめます。また、露天風呂内にはやや浅めのところや、温度が微妙に違ったりするので、自分のベストポジションを見つける楽しさもあります。
開放感がある広い露天風呂にの~んびりと浸かりながら、ゆっくりと時を過ごす贅沢な時間を堪能しました。
交通アクセス
🚙第二阪奈有料道路・壱分ランプから約10分もしくは西名阪自動車道・法隆寺ICから約30分
🅿100台(無料)