そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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湯元・天然温泉 朝日温泉(兵庫県)

今回の温泉は2019年に初めて訪れ、2024年に再訪した兵庫県神戸市の温泉銭湯「湯元・天然温泉 朝日温泉」です。

入り口横には源泉が流されている岩のオブジェがあり、温泉への期待値を上げてくれます。

建物に入るとすぐに階段があります。

階段を上がり、扉を開けると同時にお店の方からの「いらっしゃい!」の声が。

下駄箱に靴を入れて中へ。下駄箱のカギは銭湯らしい木製カギ。

券売機で入浴券を購入し、番台で入浴券と下駄箱のカギを渡します。

指定されたロッカーのカギを受け取り、番台横の暖簾をくぐり中へ。

入浴料:

大人(中学生以上)450円 中人(小学生)160円 小人(小学生以下)60円

※サウナ:700円(入浴料込)

営業時間:9時~23時半

定休日:毎週水曜日

脱衣所はやや狭く感じますが、銭湯らしい雰囲気が漂っています。

 

いざ温泉へ!

浴室はさらに階段を上がり3階にあります。

浴室の片側は洗い場となっていて、逆の片側にコンパクトながら数種類のお風呂が並んでいます。

湯元・天然温泉 朝日温泉HPより

浴室に入ってすぐ横にはサウナと打たせ湯、電気風呂、座り風呂があります。

 

真っ黒い湯!「黒の泉」

そのサウナの横には真っ黒い湯の黒湯、その名も「黒の泉」があります。

湯元・天然温泉 朝日温泉HPより

有馬温泉と同じ泉質という鉄分を多く含んだ黒湯「黒の泉」は敷地内から汲み上げている鉱泉で、浴槽のサイズは大人3人程ながら浅い部分と深い部分があります。

約44~45℃と非常に熱い湯なので長湯は厳しいですが、後述する低温の「源泉浴槽」との温冷交互浴なんかも楽しめます。

兵庫県公衆浴場業生活衛生同業組合HPより

主浴槽は大人6~7人サイズの長方形の「温泉浴槽」になります。

湯口から近い部分はやや熱めですが、離れた場所はちょうど適温で非常に良く温まります。

湯はやや黄色がかっていて、その見た目からすぐに温泉だとわかります。但し、源泉掛け流しではなく、循環濾過・消毒ありの温泉です。

ですが、湯に浸かると、温泉の良い香りがして温泉感を感じられます。

 

主浴槽の横には大人4~5人サイズの円形のジャグジー風呂、その横には大人2人サイズのジェットバスがあります。

このジェットバスが程よい強さで気持ち良く、全身のコリがほぐれていきます。疲れがたまっていたので、思わず長湯してしまいました。

いずれも温泉ではありません。

 

大人気!源泉浴槽

そして、浴室中央奥にあるのが、源泉掛け流しの温泉が堪能できる大人3~4人サイズの「源泉浴槽」です。浴槽の後ろにある窓には大きく「源泉掛け流し」との文字が打ち出されています。

兵庫県公衆浴場業生活衛生同業組合HPより

隣の「温泉浴槽」よりもやや気持ち濃い目の黄色っぽい湯は加水加温なし、消毒なしの本当の源泉掛け流しの温泉です。

早速、湯に体を沈めると、その心地よさに思わず笑みがこぼれそうになります。

ほのかにつるつるとした浴感、モール臭がする温泉感たっぷりのお湯で、浸かっていると体を無数の気泡が覆い、さらに心地よさがアップします。

泉質は単純温泉

 

源泉掛け流しの温泉ということや、湯の温度が約31℃と低めなので、一度浸かると抜け出せないぐらい気持ちの良い湯なので競争率が高く、なかなか空きません。

周りの雰囲気を見ながら、タイミングよく利用しなければなりませんが、一度浸かると、待ってでも入りたくなる温泉です。

 

地元密着の温泉銭湯なので、庶民的な雰囲気が漂う独特な空気感がありますが、本物の源泉掛け流しの温泉が街中で銭湯価格で楽しめる、ある意味贅沢な温泉でした。

 

神戸には魅力ある温泉銭湯がたくさん!

神戸には「朝日温泉」の他にも魅力ある温泉銭湯が多く点在し、「朝日温泉」から車で約10分で行ける温泉銭湯として、「第一平和温泉 龍(ラーガ)の湯」「ゆうゆうらんど紀の国」もおすすめです。

danish.hateblo.jp

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交通アクセス

🚃JR神戸線神戸駅もしくは兵庫駅から徒歩約10分または神戸高速鉄道・新開地駅から徒歩約5分

🚙阪神高速神戸線・柳川ICから約5分

🅿30台(無料)

 

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