そして、温泉。

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今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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奈良県南部温泉巡りの旅①湯泉地温泉 公衆浴場 泉湯

今回の旅、一つ目に訪れた温泉は奈良県吉野郡十津川村共同浴場「湯泉地(とうせんじ)温泉 公衆浴場 泉湯」です。

 

今回の旅の行程表はこちら。

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湯泉地温泉十津川村のほぼ中央に位置し、十津川温泉郷の中で最も古い歴史があると言われています。

湯泉地温泉には「滝の湯」と「泉湯」の2つの共同浴場があり、どちらも源泉掛け流しの温泉が楽しめます。1日目は「泉湯」、2日目に「滝の湯」を訪れました。

家を出発して約3時間。

京奈和自動車道・五條ICから、山の中をひたすら走り続けると、「道の駅 十津川郷」が見えてきます。その手前の少し細い道を左折して、さらに走り続けると、湯泉地温泉 公衆浴場 泉湯」が出てきます。

建物の横に狭いですが駐車スペースがあり、幸いにも停めることができました。もう少し先にも駐車場(7台)があります。

山小屋のような建物に入り、靴置き場に靴を入れて中へ。

すると受付からおばちゃんが出てきて、丁寧に案内をしてくれます。

脱衣所には鍵付きのロッカーがないらしく、受付前にある貴重品ロッカーの使用をすすめられ、念のため、財布などを貴重品ロッカーに入れ、券売機で購入した入浴券をおばちゃんに渡して、券売機横の暖簾をくぐり、中へ。

入浴料:大人600円 小人300円

営業時間:10時~20時

定休日:毎週火曜日

脱衣所は棚があるだけのシンプルなつくり。

棚の上には雨の日用の笠も並んでいます。

ちょうど他に利用客がいなくて貸切状態です!

 

いざ温泉へ!

扉を開けると、中で充満していた硫黄の香りがふわっと鼻に届きます。

思わず心が躍り、温泉への期待度がさらに上がっていきます。

内湯は左側に大人4~5人サイズの石造りの浴槽、右側に洗い場があり、浴槽には源泉掛け流しの温泉が注がれています。カランにも温泉が使われています。

早速、掛湯をして湯に体を沈めます。

非常にクリアな透明の湯はやや熱めで、じんわりと体に染みわたります。

お湯からは温泉らしい硫黄の香りがして、しっかりと温泉感が感じられ、「来て良かった~」と強く思います。というのも、関西にはあまり硫黄の香りを楽しめる温泉が少なく、非常に貴重な温泉だからです。

泉質は単純硫黄泉。

 

浴室がそれほど広くないので、硫黄の香りが充満し、お湯に浸かっていると、硫黄の香りに包まれているかのような感じになります。

そして、常に源泉掛け流しの新鮮なお湯が注がれ続け、浴槽を軽く溢れ流れていくので、鮮度の良い温泉を楽しめます。

この内湯だけでも満足度は高いのですが、内湯から見える露天風呂が温泉への満足度をさらに上げてくれます。

 

開放感抜群の露天風呂へ!

内湯から外へ出て、小階段を下りると、大人8~10人サイズの露天風呂があります。

露天風呂の前には木々の景色がせまり、下には十津川の渓流、露天風呂の真下には駐車場があります。ですが、施設自体が高い場所にあるので、お湯に浸かると、駐車場は視界に入らず、自然の景色だけが目の前に広がります。

早速、お湯に体を沈めると、露天なので内湯よりは弱めですが、硫黄の香りがして、内湯同様、温泉感を感じられます。お湯はとても綺麗で、気持ちが良い温泉です。

湯の温度が内湯よりも温めなので、対岸の緑広がる景色を見ながら、ゆっくりと温泉が楽しめます。

こじんまりとしていますが、それがかえって居心地の良い空間を醸し出し、耳をすませば川のせせらぎが聞こえ、心身ともに癒され、まさしく温泉だけを楽しむだけの静かな時を過ごせます。

今回の旅の1つ目の温泉で、この後、順番に温泉を巡る予定があったのですが、ついゆっくりと過ごしてしまいました。本当に良い温泉でした。

 

次の温泉の記事はこちら。

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湯泉地温泉 公衆浴場 泉湯」から近い温泉

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交通アクセス

🚃JR和歌山線・五條駅からバスで約2時間30分

🚙京奈和自動車道・五條ICから約1時間30分

🅿9台(無料)

 

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