3つ目に訪れた温泉は奈良県吉野郡十津川村にある「十津川温泉 南部老人憩の家 憩の湯」です。
「憩の湯」は「南部老人憩の家」という老人福祉施設にありますが、実質的には地元の共同浴場の色が濃い施設です。
2つ目に訪れた「十津川温泉 庵の湯」からはとても近く、車で約2分で行くことが出来ました。
前回の「十津川温泉 庵の湯」の記事はこちら。
建物の前にある駐車場に車を停めて、中へ。
入口で靴を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
受付の前にはベンチなどがあり、地元の方たちが楽しそうに井戸端会議をしていました。
受付で入浴料を支払い、横の廊下を歩いていくと、下り階段が出てきて、それを下り、右側に進むと入口が出てきます。
入浴料:大人600円 小人(小学生・幼児3歳以上)300円 幼児(3歳未満)無料
営業時間:9時~21時
定休日:1/1・1/2
こじんまりとした脱衣所には無料鍵付きロッカーがあります。
いざ温泉へ!
浴室への扉を開けると、硫黄の香りが。
浴室はコンパクトなつくりで大人2~3人サイズの浴槽があり、手前に洗い場があります。
浴槽の前には窓があり、外には山の景色が広がっています。
掛湯をして温泉へ。
透明のお湯は熱めで、体にじんじんと効く感じ。
熱めの湯なので、加水用のホースが横にありますが、これは温泉ではなく、普通の水らしいです。
訪れた時は加水するほど熱くはなく、何とか浸かれる感じだったので、加水無しの源泉掛け流しの温泉を堪能しました。
浴槽の一部は段差があり、半身浴も可能。
浴槽の角にある湯口からは源泉掛け流しの温泉が注がれ続け、浴槽から溢れ流れていき、鮮度の良い温泉が楽しめます。
無色透明のお湯からはほのかに硫黄の香り、鉄の香りがし、滑らかな湯触りでさっぱりとしています。
泉質はナトリウムー炭酸水素塩泉(低張性・中性・高温泉)
浴室は決して広くありませんが、狭いだからこそ、貸切風呂のようなプライベート感もあり、他に利用客がいなくて、貸切状態でのんびりと外に広がるのどかな景色を見ながら、静かな温泉時間を過ごせました。隠れ家的な温泉でとても良かったです。
交通アクセス
🚃JR和歌山線・五條駅からバスで約2時間30分
🚙京奈和自動車道・五條ICから約1時間30分
🅿6台(無料)
価格:1650円 |
価格:1030円 |