今回は温泉だけでなく、友人と2人で兵庫県宝塚市にある中山寺から北摂大峰山を経由して、JR福知山線の廃線跡を歩いて来た時のことを記します。
朝8時半に阪急・中山観音駅で待ち合わせ、駅前のコンビニで昼食を買って、まずは「中山寺」へ。
「中山寺」
「中山寺」は真言宗中山寺派の大本山の寺院で、古くから「安産祈願の寺」として知られ、皇室をはじめ、源頼朝や豊臣秀吉などの武家からも篤く信仰を集めたお寺です。
この「中山寺」から、まずは「中山」山頂を目指して歩きます。
途中には心癒される沢などがあります。
中山(標高478m)
スタートから約2時間で、「中山(標高478m)」に到着。
山頂からの景色。
北摂大峰山(標高552m)
山頂と言っても、周りは木々が生い茂り、景色が望めなかったので、そのまま歩き続けます。
つつじが丘展望所
展望所からは、新名神高速道路・宝塚北SAや、これから向かう廃線跡の入り口付近などが見渡せます。
ここで昼食。約1時間弱休憩をして、廃線跡の入り口がある「武田尾」を目指します。
武田尾「畑熊商店」
15時、廃線跡の入り口付近にある武田尾の「畑熊商店」に到着。
「畑熊商店」では、旬の食材を使った定食や軽食が食べられ、予約が必要ですが牡丹鍋や三田牛のすき焼きなども食べられます。
「畑熊商店」で「黒豆もなかアイス」を頂きました。
JR福知山線廃線跡
「JR福知山線廃線跡」はかつて機関車が走っていた線路の跡で、長らく立ち入りが禁止されていましたが、2016年にハイキングコースとして、一般開放されました。全長約4.7kmの廃線跡には、枕木などが当時使われたものがそのまま残されています。
コース内には最長400mを越えるものなどトンネルが6つ、橋が3つあり、特にトンネルは照明がなく、昼間でも真っ暗な状態なので、懐中電灯などが必要です。
ノスタルジックな雰囲気、新緑の美しさを堪能しながら歩きます。
約1時間30分でJR生瀬駅に到着。ここまで朝から約20km歩いていましたが、宝塚にある「ナチュールスパ宝塚」の温泉で疲れを癒そうということになり、もうしばらく歩きました。
「壽楼泉源」
途中、武庫川沿いのマンションにある「壽楼泉源」という間欠泉に立ち寄り、宝塚まで歩きました。残念ながら、温泉が噴き出すのは見られませんでした。
「ナチュールスパ宝塚」
18時半頃、最終目的地「ナチュールスパ宝塚」に到着。
温泉の詳細については、以前記した記事をご覧下さい。
有馬温泉の「金泉」と「銀泉」のような2種類の温泉が楽しめる「ナチュールスパ宝塚」は源泉掛け流しの温泉ではありませんが、とても気持ちが良い温泉で、ゆっくりと一日の疲れを癒しました。
「中山寺」~「中山」「北摂大峰山」~「JR福知山線廃線跡」と長い距離ということもありますが、思っていたよりもハードなものになり疲れました。特に「中山」~「北摂大峰山」は軽い気持ちでいましたが、実際は本格的な登山に近い感じで、とても面白かったです。そして、その疲れ切った体で浸かる温泉はとても気持ちが良く最高でした。
交通アクセス
🚃JR福知山線・宝塚駅から徒歩約4分、阪急宝塚線・宝塚駅から徒歩約3分
🚙中国自動車道・宝塚ICから約5分
🅿6台(2時間無料、以降1時間ごとに¥260)
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まっぷる 日帰り温泉 関西[本/雑誌] (まっぷるマガジン) / 昭文社 価格:1210円 |