今回の温泉は2025年に訪れた富山県氷見市の「神代(こうじろ)温泉」です。

「神代温泉」は自然に囲まれた山間にある温泉で、以前は旅館として営業をしていましたが、現在は立ち寄り湯のみの営業をしています。

建物前に広がるのどかな景色。

建物の前にあるスペースに車を停めて建物の中へ。

建物に入ると、帳場がありますが、誰もいない様子。
帳場にあるカゴに入浴料を入れて中へ。

正面を向いて左側の廊下を進み、さらに左側に進むと入口が出てきます。
館内は昭和レトロな空気が流れていて、まるで時が止まっているかのよう。

渋い脱衣所の扉を開けて中へ。

脱衣所は鍵付きロッカーはなく、造り付けの棚にカゴがあるだけの簡素なつくりの鄙びた雰囲気。貴重品は自己管理。

激渋な入り口から扉を開けて浴室へ。
いざ温泉へ!

浴室は大人4~5人サイズの岩組みの浴槽と洗い場があるだけのシンプルなつくりで、秘湯感満載の空間が広がっています。
浴槽は岩に囲まれており、内湯ながらまるで露天風呂のよう。

浴室の右側に渋すぎる洗い場。

浴室の左側にある窓からは光が差し込み、浴室全体を照らし、より秘湯感を醸し出しています。
早速、掛湯をしてお湯に体を沈めます。
茶褐色の濁り湯は足元が見えないほど。お湯に体を沈めると同時に浴槽からお湯が溢れ流れていきます。浴槽の縁やタイル張りの床は温泉成分が付着して変色していて、温泉の濃さを感じられます。
お湯から鉄の香りがしっかりとして、塩辛く、しっとりとした浴感で温泉感たっぷり。
泉質はナトリウム-塩化物泉(高張性・中性・高温泉)
源泉温度が約45℃なので、加水・加温なし、もちろん、循環濾過・消毒なしの正真正銘の源泉掛け流しの温泉です。

湯口であるパイプからドバドバと注がれているお湯の源泉は建物から約150mほど離れた場所にあり、地下約700mからガスと共に自噴しており、湯口から注がれる時は無色透明ですが、鉄分が多いお湯なので空気に触れると酸化して茶褐色のお湯に変化します。

訪れた日は幸運にも他に利用客がいなくて貸切状態で、この秘湯を満喫することが出来ました。
しばしパイプから注がれるお湯をぼんやりと見ながら、何も考えず、頭の中を空っぽにして、ただただ、この心地よい空間を堪能しました。

お湯は適温で気持ち良く浸かれましたが、パワーのある温泉なので、休憩がてら浴槽の手前側の浅くなっているところで半身浴をしながら、のんびりと温泉時間を過ごしました。しばらくすると、他の利用客が入ってきたので、温泉を後にしました。
「神代温泉」は温泉の質もさることながら、浴室含め建物全体の素朴な雰囲気がとても良く、このままいつまでも残っていてほしいなぁと感じました。また再訪したい温泉が一つ増えました。
「神代温泉」から近い温泉
→「神代温泉」から車で約20分で行くことができます。
→「神代温泉」から車で約16分で行くことができます。
→「神代温泉」から車で約20分で行くことができます。
→「神代温泉」から車で約35分で行くことができます。
交通アクセス
🚙能越自動車道・高岡南ICから約10分
🅿10台(無料)