今回の温泉は2025年に訪れた富山県富山市の旅館「鯰(なまず)温泉」です。

「鯰温泉」は富山湾の新鮮な海の幸が食べられる旅館で、旅館に併設された温泉は銭湯として地元の方たちに親しまれており、入り口は旅館とは別に設けられています。
鯰温泉の由来
鯰温泉の由来はホームページに記載されていますが、それによると、昔、富山市の四方に弥三郎という漁師が、母の腫物の薬を求めて富山城下の薬屋に良い薬がないかと探し歩いた。しかし、良い薬は見つからず、疲れ果てて今市の里に差し掛かった時、腫物のある親狐に子狐が水をかけているのを見つかました。
狐が去った後、そっと水辺をのぞき込むと5匹の白鯰が気持ちよさそうに泳いでいました。水はかすかに薬のにおいがします。弥三郎はこの水を毎日汲みに行って母親の腫物にかけました。すると、一週間経った頃、腫れが引き快方に向かいました。
この話はたちまち広がり、多くの人が白鯰の水を汲みに来るようになりました。
今では温泉となって賑わっています------これが鯰温泉の由来だそうです。

駐車場に車を停めて建物へ。

旅館の建物の前を通りすぎて、もう少し先へ。

温泉施設の建物に入り、靴置き場に靴を置き、中へ。
受付で入浴料を支払います。
廊下を進むと入口が出てきます。入り口前には休憩スペースあり。
脱衣所には無料鍵付きロッカーが完備されています。ロッカーの下段は棚になっています。
いざ温泉へ!
浴室は中央と両サイドに洗い場があり、浴室奥側に2つ浴槽が並んでいます。

2つある浴槽のうち、左側には大人8~10人サイズの浴槽で温泉ではなく、「麦飯石(ばくはんせき)」という鉱石を使った白湯になっています。もう一つは大人2~3人サイズの浴槽で濃い赤色をした赤湯になっています。
「麦飯石」が使われたお湯へ!
掛湯をして、まずは「白湯」の方へ。

「麦飯石」を使ったお湯は水質浄化が期待でき、マグネシウム・カリウム・鉄などのミネラルを溶出し、ミネラル分が豊富なお湯になると言われています。また、肌に優しく、体の芯から温まる効果が期待できます。
お湯は無色透明で、さらりとした浴感。「麦飯石」の効果はあまりわかりませんでしたが、クセがなく浸かりやすく、温泉に浸かる前に体を慣れされるには丁度良いお湯でした。
体がお湯に馴染んだところで、隣の「赤湯」へ。
真っ赤な温泉へ!

隣の「白湯」に対して、お湯が赤いので「赤湯」。
画像では茶褐色のお湯ですが、訪れた時は別府の血の池地獄のような真っ赤な色をしたお湯でした。

濃い赤色で透明度がないので、足元を確認しながら、ゆっくりと肩までお湯に浸かります。
お湯は冷鉱泉なので加温されていて、少し熱め。鉄分が含まれているお湯なので鉄の香りし、すぐに体が温まります。
泉質は含鉄(Ⅱ、Ⅲ)-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物泉(等張性・中性・冷鉱泉)
源泉掛け流しではなく、循環濾過・消毒ありの温泉。
あまり長く浸かっていると、体にこたえそうだったので短めに切り上げ、露天風呂へ。
露天風呂へは内湯の右奥側にある扉を開けて行きます。
心地良い風が吹き抜ける露天風呂へ!

露天エリアに出ると、大人6~7人サイズの屋根付き露天風呂があり、横にはベンチなどがあります。

お湯はほんのりと黄色がかった色をしていて、少し塩辛い温泉。
内湯の赤湯とは泉質が異なり、こちらの泉質はナトリウム-塩化物泉。
やはり源泉温度が低いので加温されていて、源泉掛け流しではなく、循環濾過・消毒ありの温泉です。ですが、消毒臭はほとんどしませんでした。
赤湯と比べて、体への負担は軽い感じで心地よい浴感でゆっくりと浸かれます。湯口からは勢いよくお湯が注がれ、よく見ると、湯の花も見られ、循環濾過の温泉ですが、鮮度は悪くない感じ。
しばらくお湯に浸かり、休憩がてら、石風呂の横にあるベンチで休んでいると、心地よい風が吹き抜けて、とても気持ち良く、心のコリもほどけていくよう。
それほど広くないですが、混みあうことなく、のどかな空気が流れていて、居心地の良い時間を過ごせ、この後も、赤湯と露天風呂を行き来しながら温泉時間を満喫しました。
「鯰温泉」から近い温泉
→「鯰温泉」から車で約20分で行くことができます。
→「鯰温泉」から車で約35分で行くことができます。
→「鯰温泉」から車で約20分で行くことができます。
交通アクセス
🚙北陸自動車道・富山西ICから約25分
🅿40台(無料)