そして、温泉。

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今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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香川うどん旅&仏生山温泉(香川県)後編

前回(香川うどん旅&仏生山温泉(香川県)前編)の続きです。

 

前回の記事はこちら。

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5軒目に訪れた「讃岐ラーメン はまんど」を後にして、金刀比羅宮へ行きました。

 

金刀比羅宮

金刀比羅宮HPより

こんぴらさん」で有名な金刀比羅宮は、象頭山の中腹にあり、古来より海の神様、五穀豊穣・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として多くの人たちの信仰をあつめてきました。

金刀比羅宮HPより

金刀比羅宮」と言えば、参道口から御本宮まで785段、奥社までの1368段の長い石段です。非常に長く、急なところもあり歩いて上がるのは大変で、とても疲れますが、参道には旧跡や文化財が多数あり、参道の両脇にはうどん屋さんやお土産屋さんなどが並び、見どころがたくさんあります。

何とか石段を上りきり、お参りを済ませ、「仏生山温泉」へ行きました。

 

「仏生山温泉 天平湯」

「仏生山温泉 天平湯」香川県高松市の温泉の名前にある「仏生山」というかつての門前町にある日帰り温泉施設です

ニフティ温泉より

建物の外観はとてもオシャレでスタイリッシュです。

建物に入り、下駄箱に靴を入れ、入り口そばにある券売機で入浴券を購入します。

中に入ると、受付があるので入浴券を渡して中へ。

入浴料:大人(中学生以上)700円 子供(3歳以上)350円

営業時間:平日 11時~24時

     土日祝9時~24時

定休日:毎週火曜日

 

仏生山温泉 天平湯HPより

受付横には食事処があり、受付から浴場への入り口までには温泉グッズや書籍、地元の土産品などの販売スペースや、開放感のある綺麗な休憩スペースが広がっています。

 

館内は和モダンのオシャレな雰囲気で、一見、温泉施設には見えません。

さらに奥にはテレビがある休憩スペースがあります。

 

入り口から暖簾をくぐり中へ。

脱衣所もスタイリッシュで綺麗で、無料鍵付きロッカーが完備されています。

 

いざ温泉へ!

浴場は小さい中庭を囲むような形になっています。

仏生山温泉 天平湯HPより

正面を向いて、右側には洗い場と内湯があり、奥にはサウナもあります。

正面奥と正面左側には半露天風呂があります。

浴場内は余計な音が一切しない、静寂が心地よい雰囲気です。

 

トロトロの湯!!

内湯には窓に面して石板造りの大人8~10人サイズの浴槽があります。

浴槽には加温された温泉が注がれ、消毒はされていますが、かけ流しになっています。

 

早速、掛湯をして、温泉に体を沈めます。

湯はとろみがあり、肌をさすると、ヌルヌルとするぐらいのトロトロの湯です。

塩っ気のある温泉で少し熱め(約42℃)、とても良く温まります。

 

泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。

旧泉質名では美人の湯といわれている「重曹泉」なので、つるつるすべすべの浴感で肌に優しい温泉です。

 

つづいて、半露天風呂へ。

浴場の左側にある半露天風呂は大人3~4人サイズの総ヒノキ造りの浴槽が2つ並んでいて、加温された温泉が注がれた浴槽から、もう一つの浴槽に流れる形になっています。

 

おすすめは水風呂のような源泉風呂!

正面奥にある半露天風呂は大人4~5人サイズの総ヒバ造りの浴槽があり、注がれた湯がそのまま横にある足湯のような浴槽に流れる形になっています。

 

注がれている温泉は消毒はされていますが、加水加温されることなく、源泉がそのまま掛け流されています。

 

足を湯に浸けると、一瞬、冷たく感じます。

それもそのはず、源泉温度が約33℃と低いからです。

冬場はとても冷たく感じて、浸かるには気合が必要ですが、それ以外の季節にはとても気持ち良く浸かれます。

 

まるで高濃度炭酸泉!?

ゆっくりと湯に体を沈めると、はじめは冷たく感じますが、しばらくすると、とても心地良くなっていきます。そして、ふと体中に無数の気泡が纏わりついていることに気が付きます。お湯の色も透明なのですが、白っぽく見え、この白っぽいのが、人工ではない天然の炭酸ガスです。

湯の温度が低温であるがゆえ、炭酸ガスが水中にとどまりやすくなっているからです。

 

源泉風呂と加温されたお風呂の交互浴も楽しめます。

源泉風呂があまりに気持ち良くて、浴槽の縁を枕にして、しばし時を忘れて、温泉に浸かっていました。本当、極楽の時間でした。

 

温泉で「金刀比羅宮」での疲れを癒して、おなかも空いてきたので、香川うどん旅の最後のお店に向かいました。

 

⑥「うどん本陣山田家」

今回の旅最後に訪れたのは香川県高松市にある「うどん本陣山田家」です。

お店の外観は一見、旅館あるいは代官屋敷のようです。

門をくぐると、風情ある日本庭園が広がっています。

「うどん本陣山田家」は約800坪の広大な敷地に建てられていて、その屋敷は国の重要文化財にも指定されています。

建物の中も香川県にある他のうどん店とは一線を画すような落ち着きのある空間が広がっています。

どのメニューも美味しそうでしたが、「とり天カレーうどん」(¥880)を注文しました。

うどんは喉ごしが良く、しっかりとしたコシがあり、とり天もサクサクとした食感で美味しく、野菜もたっぷりと入っていて、とてもボリュームがあり、おなかがいっぱいになりました。

 

毎回、香川うどん旅は楽しいのですが、今回も大満足の旅となりました。香川県はうどんだけでなく、観光名所も多く、何度訪れても楽しめるところです。また、訪れたいと思います。

 

 

交通アクセス

🚃ことでん琴平線仏生山駅から徒歩約10分

🚙高松自動車道・高松西ICもしくは高松中央ICから約15分

🅿約100台(無料)

香川うどん旅&仏生山温泉(香川県)前編

毎年、知人たちと不定期に行っている香川県うどん巡りツアーへ行ってまいりました。

今回はうどん店を5店舗、ラーメン店を1店舗プラス金刀比羅宮と仏生山温泉を訪れました。

順番に記していきます。まずは・・・

①「がもううどん」

1店舗目は香川県坂出市にある「がもううどん」です。

営業時間:平日 8時半~14時

     土祝日8時半~13時

※麺がなくなり次第営業終了

定休日:毎週日曜日・月曜日

10時頃、お店に着きましたが、すでにお店の前には大行列が。 早速、行列に並びますが、うどんなので回転が早く、すぐに順番が来ます。

店舗の中に入り注文をします。 この後もうどん巡りをするため、控えめに「小(1玉)」+揚げを注文しました。 値段は300円

店舗の中でも食べられますが、店舗の前にもベンチ等があり、外で食べられます。 麺はとてもコシがありますが、喉ごしが良く、お出汁も優しく、揚げも良い味わいのある美味しいうどんです。

毎回ツアーのスタートは「がもううどん」ですが、変わらず安定の美味しさです。

 

②「手打ちうどん田村」

2店舗目は香川県綾歌郡にある手打ちうどん田村」です。

営業時間:9時~13時頃

※麺がなくなり次第終了

定休日:毎週日曜日・祝日

 

うどん県旅ネットより

 

今回初めて訪れました。お店の中へ入ると、おじさんが一人でお店を切り盛りしています。

お店の奥の方におじさんがいて、麺の量を伝えると、丼にうどんを入れてくれ、渡してくれて、後は自分でやってとぶっきらぼうに言われます。はじめて訪れる人は戸惑うでしょうが、これもお店の個性と思えば、なんてことはありません。

トッピングや出汁などはセルフで行い、食べ終わって、丼を返す時に自己申告をして代金を支払うシステムになっています。

まだ2店舗目なので、控え目に「小(1玉)」と揚げにしました。値段は310円

うどんはコシがあって、もちもちとした太麺で美味しかったですが、揚げは特別美味しくはなかったかな。

 

③谷川米穀店

3店舗目は香川県仲多度郡にある「谷川米穀店」です。

営業時間:10時半~13時半

※麺がなくなり次第終了

定休日:毎週日曜日

「谷川米穀店」が数多くある香川県のうどん店の中でも有名なお店のひとつで、山間にある立地にもかかわらず、週末には大行列が出来るお店です。訪れた時もやはり行列があり、少し待つことになりました。

テーブルごとでなく、席が空くと中へ案内されるので、少人数で訪れると、基本的には相席になります。

お店は道路からやや下った川沿いにあり、お店の名はテーブルが4つあるだけの、こじんまりとしたつくりです。

お店の中へ入り、右側にあるカウンターで注文します。

メニューは醤油うどんのみです。注文するときはうどんの量(小・大)と温か冷かを選びます。

注文は「うどん小」・「冷」プラス玉子(¥50)にしました。値段は250円

テーブルのある醤油をかけて頂きます。コシがある細麺で、のど越しが良く、つるつるっとすぐに食べられました。シンプルなうどんながら美味しかったです。

 

④「本格手打ちうどん もり」

4店舗目は香川県三豊町にある「本格手打ちうどん もり」です。

営業時間:平日 10時~14時

     土日祝8時~14時

※麺がなくなり次第終了

定休日:毎週火曜日

今回はじめて訪れたお店です。

お店の中に入ると、他のうどん店のようにカウンターなどで直接注文をするのではなく、テーブルに案内され、テーブルで注文を取ってくれます。

メニューは豊富で定番のメニューから創作メニューまで多彩な品揃えです。

今回は「とり天ぶっかけ(冷)」を注文しました。値段は680円。

うどんは太めの麺でもちもちとしていて、コシがあり、麺の上にのっているとり天は大きくサクサクでとても美味しかったです。

 

⑤「讃岐ラーメン はまんど」

5軒目は香川県三豊市にある「讃岐ラーメン はまんど」です。

営業時間:11時~15時

定休日:毎週水曜日

うどんに少し飽きてきたので、趣向を変えてラーメンです。

前回はじめて訪れ、美味しかったので再訪です。

讃岐ラーメン はまんどHPより

お店の前にはラーメンの説明が掲げられています。
入り口に券売機があるので、食券を購入。前回も食べた定番の「はまんどラーメン」を注文。値段は850円。

たっぷりと背脂が浮かんでいて、濃そうですが、口にしてみると意外とあっさり、優しいスープ。麵は平打ち太麺でスープによく絡んでいます。

「はまんど」を訪れた時点で、もうすでにうどんを4食食べてましたが、それでも美味しく食べることが出来ました。

 

ここまで5店舗を巡り、さすがにおなかがいっぱいになってきたので、おなかを減らすために「こんぴらさん」こと金刀比羅宮に向かいました。

 

後編へ続く。

 

 

 

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有馬温泉 銀の湯(兵庫県)

今回の温泉は2021年に訪れた兵庫県神戸市の日帰り温泉施設有馬温泉 銀の湯」です。

神戸公式観光写真ライブラリーより

日本三古泉「有馬温泉

有馬温泉は約1400年の歴史があり、多くの人が訪れている関西を代表する温泉地で、「道後温泉」「白浜温泉」と並び、日本三古泉のひとつと称されています。

有馬温泉と言えば、金色(茶褐色)の「金泉」と無色透明の「銀泉」が有名で、有馬温泉内にある旅館等で、その温泉を楽しむことができます。

もっと気軽に「金泉」と「銀泉」を楽しむのにおすすめなのが有馬温泉 金の湯」有馬温泉 銀の湯」の2つある日帰り温泉施設です。

 

有馬温泉 金の湯」の記事はこちら。

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神戸公式観光サイトより

建物の中に入り、下駄箱に靴を入れて、中へ。(カギは自己管理)
中へ進むと、受付と券売機があるので、券売機で入浴券を購入して、受付で渡します。

 

建物はワンフロアで、フロントの奥に浴室があり、ロビーには休憩スペースがありますが、それほど広くなく、有馬温泉 金の湯」と比べると湯上がり後はゆっくりしづらいかも。

建物の裏側には登山帰りの方たちには便利な「大型ザック用ロッカー」(100円返却式)があります。

入浴料:大人700円 小人(小・中学生)300円 幼児無料

※平日は大人550円

営業時間:9時~21時

定休日:毎月第1・3火曜日と元日

「金の湯・銀の湯」の2館セット券

「金の湯」「銀の湯」、それぞれの温泉施設のセット券も販売されていて、タオル付で1200円とお得に楽しめます。(平日限定)

 

脱衣所はやや狭く、利用者が多い時は少し使いづらい感じです。

無料鍵付きロッカーが完備されています。

 

いざ温泉へ!

神戸公式観光サイトより

天井が高い浴室は内湯のみで露天風呂はありません。「金の湯」の方にはありませんでしたが、「銀の湯」には蒸気式サウナや打たせ湯があります。

浴室は豊臣秀吉が利用した岩風呂をイメージして作られており、壁は岩壁になっています。

 

浴室に入って左側には洗い場、浴室右側には大人8~10人サイズの横長の浴槽があり、浴槽の一部は泡風呂になっていて、観光や山登り等で疲れた体を癒してくれます。

神戸公式観光写真ライブラリーより

掛湯をして、温泉に体を沈めます。

無色透明の湯は赤茶色をした「金の湯」と比べると浸かりやすい感じ。

ただ、やや熱めのお湯なので、長湯は難しい。

お湯はやわらかく、さらりと軽い感じで、湯上がり後はさっぱりとする温泉。

 

湯口からざあざあと注がれるお湯は源泉掛け流しではなく、循環濾過・消毒ありの温泉です。加温がされていて、そのせいか炭酸泉のはずですが、泡付きはありません。

泉質は単純二酸化炭素鉱泉と単純放射能泉がブレンドされたものです。

 

やはり、有馬温泉と言ったら、赤茶色の「金泉」のイメージが強く、無色透明であまり温泉がない「銀泉」は物足りなく感じるかもしれません。しかし、「金泉」ほど濃厚ではないので、体への負担が軽く、浸かりやすい上、「金の湯」の方が人気があり、「銀の湯」は比較的、利用客が少ない中でゆっくりと温泉が楽しめます。

 

有馬温泉を訪れたら、「金の湯」「銀の湯」を巡って、2つの温泉の違いを楽しむのもおすすめです。

 

 

交通アクセス

🚃神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩約10分

🚙阪神高速7号北神戸線有馬口から約5分もしくは中国自動車道・西宮北ICから約15分

🅿専用の駐車場がないので、近隣のパーキングを利用