今回の温泉は2017年に初めて訪れ、その後2020年に再び足を運んだ兵庫県丹波篠山市の日帰り温泉施設「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」です。
名前の由来
地元の住民が長らく守ってきた薬師如来がまつられている小高い丘のふもとで温泉が湧き出たことから「こんだ薬師温泉」と名付けられました。
「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」は市街地から車で約30分の自然に囲まれた場所に位置し、ちょっとした旅行気分が味わえます。
車を駐車場に停めて、建物に向かいます。
敷地内には「農林水産加工棟」が別館としてあり、アイスやお豆腐、丹波篠山の野菜を使用したお惣菜やお弁当が販売されています。
建物に入り、下駄箱に靴を入れて中に進むと、正面に案内所があります。
横では丹波篠山の特産品を使ったお菓子や地酒、丹波焼などが販売され、下に降りるとうどんやそばなどの軽食が食べられる休憩処があります。
案内所からそのまま真っすぐ長い廊下を進むと、温泉の受付が見えてきます。
受付横にある券売機で入浴券を購入し、受付で下駄箱のカギと入浴券を渡し、指定されたロッカーのカギを受け取り、中へ。
入浴料:大人(中学生以上)800円 小人(小学生)400円 未就学児無料
営業時間:10時~21時
定休日:毎週火曜日
脱衣所は無料鍵付きロッカーが完備されています。
「こんだ薬師温泉」には2つの浴室があり、ひとつは丹波石が使われている「丹波石 岩風呂」、もう一つは浴槽、床、露天風呂にも丹波焼を使用した「丹波焼 陶板風呂」があります。男女湯は週ごとに入れ替わります。
いざ温泉へ!
内湯は天井が高く、吹き抜けになっており、大きな全面ガラス窓からは光が多く差し込み、内湯ながらも明るく開放感があります。
内湯は消毒はされていますが、すべて源泉掛け流しの温泉が楽しめ、源泉を40℃~42℃に加温した大人10~12サイズの「大浴槽」、38℃~39℃に加温した5~6人サイズの「中浴槽」、そして、源泉そのままの約31℃の5~6人サイズの「源泉風呂」が楽しめます。サウナや水風呂もあります。
早速、掛湯をしてまずは広い「大浴槽」へ。
湯はほんのり白っぽく、すべすべとした浴感で、ほのかに硫黄の香りが漂う温泉です。
体がじんわりと温まったところで「中浴槽」&「源泉風呂」へ。
おすすめは交互浴!
「源泉風呂」は湯温が約31℃と低めなので、最初はひんやり感じますが、段々と心地良くなります。一番温泉感が感じられるのもここです。
この「源泉風呂」と少し温めの「中浴槽」が隣同士にあるので、交互浴を楽しみながら温泉を満喫しました。
続いて、露天風呂へ。
開放感抜群の露天風呂へ!
露天風呂の周囲には何も遮るものがなく、山々の景色が広がり、非常に開放感があります。空気が綺麗で心身ともに癒されます。
露天風呂には40℃~42℃に加温されている大人15~20サイズの「大露天風呂」と大人7~8人サイズの「小露天風呂」があります。残念ながら、いずれも循環・消毒ありの温泉です。
大露天風呂は非常に広いので、周りを気にせずに山々の美しい景色を眺めながら、ゆっくりと寛ぎながら温泉を堪能できます。
その後も、内湯と露天風呂とを行ったり来たりしながら、温泉を満喫しました。
「こんだ薬師温泉 ぬくもりの郷」は源泉掛け流しの温泉、広々とした露天風呂、そして地元の美味しい食材や特産品も楽しめる魅力的な温泉施設でした。
交通アクセス
🚃JR福知山線・相野駅からタクシー約15分もしくはJR福知山線・古市駅/草野駅からタクシーで約10分
🚙中国自動車道・滝野社ICから約30分もしくは舞鶴若狭自動車道・三田西ICから約20分
🅿250台(無料)