今回の温泉は2023年に訪れた京都府京田辺市の温泉付きスパホテル「SPA&HOTEL水春 松井山手」です。
「水春」グループ初のホテル
「水春グループ」は関西を中心に温泉施設を運営していおり、「SPA&HOTEL水春 松井山手」は「水春グループ初」のホテルを併設した施設です。宿泊はもちろん、日帰り温泉も楽しめます。
「SPA&HOTEL水春 松井山手」は第二京阪道路の真上(トンネルの上)に立地しています。残念ながら、高速道路から直接、行くことは出来ません。
建物はスタイリッシュな外観でオシャレな雰囲気が漂っています。
階段を上がり、入り口がある2階へ。
下駄箱に靴を入れます。カギはバーコード付きのリストバンドになっています。
中へ進み、セルフ受付機で先ほどのリストバンドのバーコードをかざして入館受付を行います。受付が完了すると、受付機からレシートが出てくるので、受け取って中へ。
館内での飲食などはバーコード付きリストバンドで手続きをして、帰りに自動精算機で入浴料も含め、まとめて支払います。
入浴料:平日 大人(中学生以上)1210円 小人(小学生以下)660円
土日祝大人1320円 小人660円
※朝風呂(6時~9時):大人1100円 小人550円
温泉の営業時間:6時~26時
定休日:年中無休
浴室は3階にあり、ロビーを抜けて階段で行きます。
ロビーは吹き抜けになっていて、非常に開放感があります。大きな窓に面してカウンターがあり、さらに奥にはグランドピアノがあり、自動でピアノ演奏が流れていて、さながら高級ホテルです。
ロビーには本格イタリアンが食べられるレストランや「ドリンク&デザートバー」などがあり、休憩スペースも多いのでゆっくりと過ごすことができます。
脱衣所は非常に綺麗で、無料鍵付きロッカーが完備されています。
多彩なお風呂が楽しめます!
内湯には大人6~8人サイズの「不感の湯」、大人15人サイズの広い「ミルキー風呂」、強力ジェットバス、リラクゼーションバス、サウナ、水風呂があります。
内湯には温泉が使われていません。
「不感の湯」は約36℃と熱すぎず冷たすぎない絶妙な温度で心地よく、さらに泡風呂になっているので、非常に気持ち良く長湯が楽しめます。
「ミルキー風呂」は浸かると、体が超微細気泡に包み込まれ、肌がすべすべになります。「水風呂」はただの水風呂ではなく、炭酸ガスが溶け込んだ「炭酸 冷水風呂」になので浸かるとスッキリとします。
体が温まったところで、温泉がある露天エリアへ。
いざ温泉へ!
露天エリアの中心にあるのが、「京美人の湯」と名付けられた源泉掛け流しの温泉が楽しめる2段式の浴槽です。上段から湯が注がれ、下段の浴槽に流れていくようになっているので、上段はやや熱め、下段は温めの温泉が楽しめます。
上段は大人4~5人サイズの広さで茶褐色の湯が注がれています。やや熱めなので、浸かっていると、すぐに汗ばみ長くは浸かれず、大人8~10サイズの下段の浴槽へ。
下段の浴槽は温めなので浸かりやすく、広さもあるので、のんびりと浸かっていられます。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉(低張性・中性・低温泉)
鉄成分を少し含んでいるからか湯は茶褐色で温泉感が強く感じられ、非常に保温効果がある温泉です。
「炭酸 腰掛け湯」
露天エリアの奥には「超炭酸泉」という人工高炭酸泉があります。温度が温めに設定され、目の前にはテレビがあるので、ゆっくりと浸かりながら時間を過ごせます。
「超炭酸泉」の後ろには仕切りのある「炭酸 腰掛け湯」があり、周りを気にせずゆったりと炭酸泉が楽しめます。その他、寝ころんで炭酸泉が楽しめる「炭酸 寝ころび湯」もあります。
おすすめは「源泉つぼ湯」
「源泉つぼ湯」は露天エリアに出てすぐ左側にあります。温泉を独占して楽しめるのはもちろん、湯の温度も丁度良く、ゆっくりとの~んびりと時を過ごせます。
ほとんどの利用客は炭酸泉の方へ行っていたので、混みあうこともなく利用出来ました。ゆっくりと静かに温泉を楽しみたい方にはおすすめです。
「SPA&HOTEL水春 松井山手」は温泉だけでなく、岩盤浴も6種類あり、また、先述の通り、レストランやカフェ、その他、スポーツクラブ、ヨガスタジオ、リクライナールームなど施設が充実しているので、宿泊をしなくても十分に楽しめます。
交通アクセス
JR京都駅からバスで約30分
🛫関西空港からバスで約65分
🅿約380台(施設利用者は無料・施設利用者以外は30分毎300円)