今回の温泉は2023年に宿泊した北海道稚内市のホテル「天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内」です。
「ドーミーイン」は全国展開をしているホテルチェーンですが、「ドーミーイン稚内」は「ドーミーイン」の中でも最北の地にあるホテルです。
稚内駅から徒歩圏内というか、駅から見えるほど近い場所にあるので、稚内旅行の拠点としても便利なホテルです。
夕方頃、ホテルに到着し、フロントでチェックインをして、一旦部屋に荷物を置いて、夜ご飯を食べに外に出ました。
どこに行こうかな~と考えた末、北海道に来たので、やはり美味しい海鮮を食べたいと思い、ホテルから徒歩2~3分の場所にある「北の味心 竹ちゃん」というお店に行きました。
「北の味心 竹ちゃん」へ
お店に入るとすぐ横に大きな水槽があり、カニや貝などたくさんの海産物が並んでいます。人気のあるお店らしく、しばらく席が空くまで待ちました。
壁には稚内市のポスターが。
しばらくすると、カウンターの席が空き、中に入れました。
お店の中はお客さんでいっぱいで非常に活気があります。
メニューを見ていると、稚内名物「たこしゃぶ」や新鮮なカニなど、どれも美味しそうで非常に迷いましたが、大好きな「イクラ丼」にしました。本当は新鮮なウニが食べたくて「うに・イクラ丼」にしようかと思ったのですが、生ウニは9月末までしかなく、10月に訪れたので残念ながら食べることが出来ませんでした。
お待ちかねの「イクラ丼」(3300円)が運ばれてきました!
イクラがピカピカでめちゃくちゃ綺麗です!
口の中に入れると、イクラがプチプチと弾け、とても美味しく大満足でした!
お値段は少々しますが、また訪れて他のメニューも食べたいと思えるほど良いお店でした。
お腹もいっぱいになり、ホテルに帰って、温泉へ向かいました。
エレベーターで浴場がある最上階の10階へ行きます。
「ドーミーイン稚内」では立ち寄り湯の営業はしておらず、宿泊をしないと温泉が利用できません。
脱衣所はそれほど広くなく、大人5~6人でいっぱいな感じ。
無料鍵付きロッカーですが、数か所カギが壊れていて使えません。
いざ温泉へ!
浴室には大人6~7人サイズの主浴槽と大人1人サイズの水風呂、サウナがあります。
それほど広くなく、利用客が多いとゆっくりとは出来ない感じ。
洗い場は壁側にあり、各箇所に仕切りがあるので、周りに気を遣わずシャワーなどが使えます。
早速、掛湯をして湯に体を沈めます。
主浴槽は温泉ではありませんが、湯の温かさが体に染みわたります。
そして、主浴槽に浸かりながら、気になったのが、隣にある水風呂です。
ただの水風呂ではなく、よく見ると「冷温泉水」と表示されています。
水の色は照明のせいもありますが、ほのかに黄色がかっているように見えます。
主浴槽で体が温まった後、水風呂にゆっくりと体を沈めます。
初めはひんやりとしますが、慣れてくると心地よく、一般的な水風呂と違って、マイルドな感じがします。
続いて、内湯から扉を開けて露天風呂へ。
眺望抜群の屋上露天風呂へ!
露天風呂は大人6~8人サイズの岩風呂になっています。周りにはデッキチェアがいくつかあり、サウナや温泉で火照った体を休めることができます。
露天風呂の横にオブジェのようにある網は地元の漁師さんが使っていた本物の漁師網のようで、露天風呂の雰囲気を高めるのに一役買っています。
掛湯をして、ゆっくりと温泉に体を沈めます。
内湯よりも少し温めで長くゆっくりと浸かれそう。湯は琥珀色でつるつるとした心地よい浴感の温泉です。
泉質はナトリウムー塩化物泉。
残念ながら、源泉掛け流しではなく、循環濾過・消毒ありの温泉です。
最上階にあるので、非常に風が強いですが、眺望は素晴らしく、稚内の街並みはもちろん、北海道遺産の「稚内港北防波堤ドーム」や晴れた日にはサハリンまで見ることが出来ます。
温泉に浸かって、夜空を見上げると、無数の星が見ることができ、頭を空っぽにして、ぼんやりと温泉時間を楽しむことが出来ました。
湯上がりサービスも嬉しい!
湯上がりにはアイス(15時~25時)や、ヤクルトやピルクルなどの乳酸菌飲料(5時~10時)の無料サービスが受けられます。
「天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内」は駅やバスターミナル、フェリーターミナル、レンタカー店などへのアクセスが良く、温泉が楽しめ、客室も広く居心地が良いホテルなので、稚内への旅にはおすすめです。
交通アクセス
🚃JR宗谷本線・稚内駅から徒歩約4分
🚙道央自動車道・士別剣淵から約3時間
🛫稚内空港からバスで約35分
🅿40台(¥700/1泊)