そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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積善温泉 美笹のゆ(大阪府)

今回の温泉は2023年に訪れた大阪府貝塚市スーパー銭湯「積善(しゃくぜん)温泉 美笹のゆ」です。

「積善温泉 美笹のゆ」は施設自体は2008年からありましたが、2019年(令和元年)に自家掘削で新たな温泉の泉源を得て、2020年にリニューアルオープンをしています。

大阪・泉州エリア最大級の広さを誇る約1000坪の敷地にはバラエティ豊かなお風呂、岩盤浴などが多数あり、一日中楽しめるスーパー銭湯です。

 

「積善温泉」の由来

(積善温泉 美笹のゆHPより)

戦国時代、根来衆雑賀衆によって、近木川に沿いに築かれた「積善寺城」。紀州攻めの際、堀をめぐらし、1万人近くが立て籠もり、豊臣秀吉軍に対峙したと伝わります。また、積善寺城跡に建つ安楽寺の隠居寺と言われる小堂「清水大師」には、弘法大師が諸国修行のため立ち寄った折、杖で地面を突き、清水をを湧き出させたと伝わります。

当地の歴史由緒により、「積善温泉」と命名し、いつまでも枯れることなく人々の心と身体を癒し続ける泉でありたいとの願いを込めています。

積善温泉 美笹のゆHPより

広い駐車場に車を停めて、建物へ。非常に大きな建物は3階建てで、1階は駐車場、2階は受付、温泉、食事処、休憩スペース、エステサロン、マッサージのお店などがあり、3階は岩盤浴&休憩スペースがあります。

建物に入り、下駄箱に靴を入れて、受付がある2階へ。カギは自己管理。

受付で希望のコースを伝えます。コースは3つ。

  • 入浴コース
  • 入浴+岩盤浴コース
  • 付帯施設(食事処やボディケアなど)利用コース

入浴コースを選び、伝えるとバーコード付きリストバンドを渡されます。清算は帰る時に行います。

積善温泉 美笹のゆHPより

入浴料:

平日 大人(中学生以上)800円 小人(小学生)400円 幼児(3歳以上)250円

土日祝大人900円 小人400円 幼児400円 

岩盤浴利用料:大人(中学生以上) 平日800円 土日祝900円

※会員になると大人150円引きになります。

営業時間:9時~24時

定休日:年中無休

脱衣所は無料鍵付きロッカーが完備されています。

 

いざ温泉へ!

浴室は天井が高く、広々としている上に、大きな窓が開放されているので、非常に開放感があります。お風呂の種類も多く、露天風呂もありますが、内湯だけでも十分に満喫できるほどです。

 

「積善温泉弘法風呂」

積善温泉 美笹のゆHPより

浴室に入ってすぐの場所にある大人4~5人サイズの浴槽「積善温泉弘法風呂」には温泉が注がれています。源泉掛け流しではなく、循環濾過・消毒ありの温泉です。

少し熱めに加温されているため、湯に浸かると、じんじんと温泉が体に染みわたります。浴槽の一角には電気風呂もあります。

壁には「積善温泉」の由来が掲示されているので、それを読みながら温泉を楽しめます。

 

「人口炭酸風呂/寝ころび人工炭酸風呂」

積善温泉 美笹のゆHPより

「積善温泉弘法風呂」の真裏にあるのが、「人工炭酸風呂」で、大人8~10人サイズの広い浴槽と大人4~5人サイズの寝ころんで人工炭酸風呂が楽しめる浴槽があります。

広々とした浴槽で無数の気泡に体が包み込まれ、温めの湯なのでじっくりと浸かることができます。

 

「リラクゼーション風呂/スーパージェットバス/座マッサージ風呂」

積善温泉 美笹のゆHPより

浴室の壁側には「リラクゼーション風呂」「スーパージェットバス」などがあり、「スパージェットバス」は超強力な水流で体がめちゃくちゃほぐれました。

 

「幼児遊楽風呂」

積善温泉 美笹のゆHPより

「座マッサージ風呂」の横には子供専用のお風呂が用意されています。子供向けに温めの温度設定、浅めのお風呂になっているので、お子様連れでも安心です。

上記以外にもサウナ、水風呂、腰掛け風呂など多様なお風呂がたくさんあり、内湯だけでも時間があっという間に過ぎていきます。

続いて、露天風呂へ。

 

広~い露天風呂へ!

積善温泉 美笹のゆHPより

露天風呂にも様々なお風呂があります。

露天エリアに出てすぐの場所にあるのが大人3~4人サイズの「シルク風呂」です。非常に細かい気泡が出ているため、湯が白く見え、まるで乳白色の温泉に浸かっているようです。

 

「積善温泉岩風呂」

積善温泉 美笹のゆHPより

露天エリアの中央にあるのが、「積善温泉岩風呂」で、二段式の岩風呂になっています。大人2~3人サイズの上段の岩風呂に源泉掛け流し(消毒あり)の湯が注がれ、大人6~8人サイズの下段の岩風呂に流れていきます。下段の岩風呂の湯は源泉掛け流しではなく循環濾過・消毒ありの温泉です。

 

上段の岩風呂に体を沈めます。

湯の温度は約40℃に加温され、ほのかに黄がかった色、少し引っかかるような浴感、さっぱりとした温泉です。

湯に浸かっていると、涼しい風が吹き抜け、とても気持ち良く、体への負担が軽い温泉なので、のんびりと浸かっていられます。

泉質は単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)

 

下段の岩風呂の湯は加温がされていて、少し熱め(約41~42℃)なので、じっくりと温まり時はこちらへ。

 

「寝風呂」

積善温泉 美笹のゆHPより

露天エリアのさらに奥に行くと、洞窟風呂のような「寝風呂」があります。少し薄暗く、寝ころんでいると眠たくなるほど気持ちが良いです。

その他にも壺風呂やスチームサウナなどがあり、休憩スペースも多いのでゆっくりと温泉を楽しむことが出来ます。

 

「積善温泉 美笹のゆ」はとても広い温泉施設であり、且つお風呂の種類も多いので、混みあうことなく、自分のペースでゆっくりと温泉時間を過ごすことができます。また、食事処や岩盤浴等も充実しているので、家族や友達と来ても一日中楽しめる施設です。

 

 

交通アクセス

🚃JR阪和線和泉橋本駅から徒歩約7分

🚙阪神高速湾岸線貝塚出口から約10分

🅿195台(無料)

 

 

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加田の湯(島根県)

今回の温泉は2023年に訪れた島根県飯石郡にある日帰り温泉施設「加田の湯」です。

広い駐車場に車を停めて、建物へ。建物の外観は非常に風情があります。

建物の周りは山に囲まれ、のどかな田園風景が広がっています。

中に入り、受付で、入浴料を支払います。館内は木材が多く使われ、木のぬくもりが感じれる暖かい空間が広がっています。

ロビーでは地元産の野菜やお土産品などが販売されていて、奥には広い休憩スペースがあります。

入浴料:大人(高校生以上)600円 小・中学生300円 幼児無料

営業時間:平日 11時~20時

     土日祝10時~20時

定休日:毎週火曜日

脱衣所は無料鍵付きロッカーが完備されています。

浴室は「岩風呂」と「檜風呂」の2種類があり、1週間ごとに男女湯が入れ替わります。訪れた時は「岩風呂」を利用できました。

 

いざ温泉へ!

しまね観光ナビHPより

浴室はコンパクトな作りで、浴室右側に洗い場、奥の窓に面して大人6~8人サイズの岩風呂があり、浴室左側にはサウナと大人1人サイズの水風呂があります。

浴室に入り、まず目に飛び込んでくるのがお湯の色で、非常に濃いオレンジ色をしています。

温泉成分が濃く、岩風呂の縁や床は温泉の析出物でコーティングされています。

 

早速、掛湯をして、温泉へ。

湯口からは透明な湯が注がれ、空気に触れて酸化し、オレンジ色の温泉になっています。消毒ありの掛け流しの温泉ですが、消毒臭は全然しません。

湯は加温されていますが、約39~40℃と少し温めなので、ゆっくりと温泉に浸かることができます。岩風呂内に段があり、半身浴で温泉を楽しむことも出来ます。

 

メタケイ酸などお肌に良い成分が多く含まれているお湯なので、「美肌効果」が期待できる温泉です。

泉質は含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩泉(低張性・中性・冷鉱泉

加田の湯HPより

窓からはのどかな里山の風景が望め、ゆったりとした時間が流れています。

浴室内の照明はそれほど明るくないので、落ち着いた雰囲気の中でじっくりと温泉が楽しめ、日々の喧騒を忘れ、心の波が静まる良い温泉時間を過ごせました。

 

川のそばには間欠泉が!

加田の湯Xより

「加田の湯」のそばを流れる神戸川沿いには源泉があります。しかも間欠泉!

訪れた時は残念ながら、見ることは出来ませんでしたが、運が良ければ見られるかも。

 

 

交通アクセス

🚃JR芸備線・三次駅からタクシーで約1時間

🚙松江自動車道・吉田掛合ICから約45分もしくは中国自動車道・三次ICから約1時間

🅿40台(無料)

 

 

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三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯(島根県)

今回の温泉は2023年に訪れた島根県大田市共同浴場三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯」です。

島根県・三瓶山の麓に位置する「三瓶温泉」には「亀の湯」と「鶴の湯」、2つの共同浴場があります。かつては「志学」という地名から「志学温泉」と呼ばれていました。

 

三瓶温泉 亀の湯」の記事はこちら。

駐車場に車を停めて、建物に。

玄関の横には源泉掛け流しの湯が流れ出ている「手湯」があります。

温泉成分によって、オレンジ色に染まっており、それを見るだけで温泉への期待が膨らみます。

三瓶温泉HPより

中は無人で、右側に券売機があるので、入浴券を購入し、真後ろにある「入浴券入れ」に券を入れて中へ。

入浴料:大人300円 子供(小学生以下)150円

営業時間:12時~21時

※11月~4月は20時まで

定休日:毎週火曜日・元旦

館内はレトロな雰囲気が漂っていて、奥にはどこか懐かしい感じがする休憩室があります。

時代を感じさせるテレビ。

休憩室の真向かいに入り口があります。

脱衣所は狭く、大人2~3人でいっぱいになる感じです。

無料鍵付きロッカーが完備されています。

 

いざ温泉へ!

浴室には大人5~6人サイズの長方形の浴槽があり、露天風呂やサウナなどはなく、内湯のみとなっています。

浴槽にはオレンジ色をした温泉が満たされ、絶えずオーバーフローしています。

温泉成分によって、浴槽の縁や床がオレンジ色に染まり、温泉成分の濃さを感じます。

浴槽の角にある湯口の上にはオブジェのような苔山が出来ています。

早速、掛湯をして温泉に体を沈めます。

浴槽の底には温泉の析出物が溜まっているので、湯に浸かると、それが攪拌され、湯の色がさらに濃いオレンジ色になっていきます。

三瓶温泉のもう一つの共同浴場である「亀の湯」は加熱されていない温泉なので、少しひんやりとしますが、「鶴の湯」は約40~41℃に加温された温泉なので、程よく体が温まります。

湯からは、ほのかに鉄の香りがし、湯の色がオレンジ色ということも相まって、温泉感をしっかりと感じられます。

泉質は含鉄(Ⅱ、Ⅲ)-ナトリウム-塩化物泉。

 

惜しげもなく温泉が!

浴槽の横にあるパイプからは湯量豊富な温泉が惜しげもなく、ドバッドバッと勢いよく流れ続けています。なんとも贅沢な湯使い!もちろん、源泉掛け流しの温泉です!

 

この温泉をシャワー代わりに頭や体を洗ったり、掛湯あるいは上がり湯として使います。また、加温されていない少しひんやりとする温泉なので、頭からかぶると、湯に浸かって火照った体がクールダウンされ、とても気持ち良かったです。

 

露天風呂などもなく、内湯しかありませんが、ノスタルジックな雰囲気が漂う中で、ただ温泉に浸かるだけの贅沢なひとときを過ごせました。

湯上がり後は、昭和の香りがする休憩室でしばらく休憩し、心も体も癒されて、三瓶温泉 志学薬師 鶴の湯」を後にしました。

 

 

交通アクセス

🚃JR山陰本線大田市駅からタクシーで約40分

🚙松江自動車道・吉田掛合ICから約40分もしくは山陰自動車道・大田中央三瓶山ICから約30分

🅿10台(無料)

 

 

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