今回の温泉は2014年に初めて訪れ、その後何度か訪れた和歌山県西牟婁郡白浜町の「白浜温泉 崎の湯」です。
日本三古湯
「白浜温泉」は「道後温泉」「有馬温泉」と並び称される日本三古湯のひとつで、約1300年の歴史があり、「日本書紀」や「万葉集」にも登場し、天皇や貴族が入湯したと伝えられている温泉です。
「白浜温泉 崎の湯」の魅力は何と言ってもロケーションの素晴らしさです!
目の前に雄大な太平洋が臨め、潮の香りが漂い、海の波しぶきが飛んでくるほどの大迫力の景色が楽しめます!
温泉の前にある駐車場に車を止め、券売機で入浴券を購入し、係りの方に入浴券を渡します。
入口前には「崎の湯」と「湯崎七湯」の歴史が書かれた案内板があります。
入浴料:3歳以上500円
営業時間:8時~17時
7時~19時(7月1日~8月31日)
8時~18時(4月1日~6月30日、9月1日~9月30日)
定休日:年中無休
※海のそばにあるので、台風が近づいた時など、海が荒れる日は臨時休業すること
があります。
中に入るとすぐに脱衣所があります。
下駄箱はなく、ロッカーの下辺りに置いておきます。
脱衣所にはロッカーがありますが、鍵がないロッカーなので、貴重品は車に置いておくか、券売機横の貴重品ロッカーに入れておいた方が良いでしょう。
いざ温泉へ!
脱衣所から外に出ると目の前には太平洋の海が広がっています。
手前と海側に岩造りの湯船が2つあり、2つの湯船の間に掛湯槽があります。
シャンプーや石鹸の使用は禁止されています。
手前にある湯船は源泉かけ流しの温泉が注がれ、少し熱めの湯です。
湯口付近は結構、熱めなので、長く浸かるのは厳しいですが、少し離れたところでは、程よい熱さでゆっくりと浸かれます。
湯船は少し深めで、中は岩がそのまま使われているので、バランスを崩しそうになりますが、適当な岩があり、座って温泉を楽しめます。
海側の方の湯船にも源泉かけ流しの温泉が注がれていますが、加水をされており、だいぶ浸かりやすくなっています。
湯船は浅めで、手前の湯船に比べると、中も割と平らなので、程よく温泉が楽しめます。
いずれの湯船にも白い湯の花が舞っていて、鮮度の良さ、温泉の濃さを感じることが出来ます。
ダイナミックな絶景温泉!
おすすめはやはり、海側にある湯船の方で、ダイナミックで野趣あふれる温泉を堪能することが出来ます。
海が荒れている日だと、荒波が立つたびに、白いしぶきが上がり、海水がなだれ込んでくるほど、海に近い場所にあります。
硫黄の香りが漂う温泉に入りながら、潮の香りを感じ、波しぶきの音を聞きながら、目の前に広がる海に浮かぶ船をぼんやりと見て・・・至極の時間を過ごすことが出来ます。
泉質は海のそばにあるのでナトリウム-塩化物泉。
湯の色はやや白く青みがかっています。硫黄の香りがしましたが、風が強く、それほど強く感じることはありません。
白浜と言えば、パンダがいるアドベンチャーワールドが有名ですが、是非とも立寄ってほしい温泉です。
交通アクセス
🛫南紀白浜空港から車で約10分
🅿15台(無料)