今回の温泉は2015年に訪れた奈良県宇陀市の日帰り温泉施設「大宇陀温泉 あきののゆ」です。
「大宇陀温泉 あきののゆ」の名前の由来
「大宇陀温泉 あきののゆ」の源泉地周辺がその昔、「阿騎野(あきの)」と呼ばれていたからです。万葉の時代には狩場として貴族の遊び場となっていました。
また、伊勢へと通じる街道沿いでは醸造などが盛んに行われるほど、水が綺麗な場所でした。
大きな建物に入ると、広いエントランスがあり、売店やレストラン、フィットネスルームなどがあり、そのまま奥に進むと券売機があるので入浴チケットを購入します。
入浴料:平日 大人(中学生以上)750円 小人(3歳以上)370円
土日祝は大人(中学生以上)800円 小人(3歳以上)400円
温泉施設の営業時間:10時~21時
定休日:毎週木曜日
「あきののゆ」は温泉だけでなく、水着着用で利用できるバーデゾーンが併設されており、追加料金なしで利用できます。
フロントで入浴チケットを渡し、さらに奥に進みます。休憩が出来る大広間が見えてきて、右側に曲がると温泉棟になります。
脱衣所は清潔感があり、ロッカーが完備されています。
いざ温泉へ!
浴室は和風と洋風の2つの浴室があり、日替わりで男女が入れ替わります。
私が訪れた時は和風の方で岩造りの露天風呂が楽しめました。
洋風の方はプールのような造りの露天風呂が楽しめるようです。
露天風呂はちょうどよい湯加減で気持ちよく浸かることが出来ました。
内湯は低温風呂、寝湯、檜風呂、薬湯、ジャグジー風呂、サウナ、水風呂など様々なお風呂が楽しめます。
檜風呂は窓に面した場所にあり、窓の外の景色、小庭を眺めながら、のんびりと入ることが出来ました。
低温風呂は約38~39度と長湯が出来る温度でゆっくりと入ることが出来ました。
加水はされていませんが加温されていて、循環濾過式・消毒ありの温泉ですが、それほど消毒臭は感じませんでした。
薬湯は奈良県宇陀市は和漢で有名な街なので、他の温泉施設とは違う体に効きそうな本格的な薬湯でした。
薬湯以外のお風呂はすべて温泉が使われており、日帰り温泉施設としてはとても良質な温泉を堪能することが出来ました。
無色透明の温泉はpH9.6あり、ぬめりのあるとろとろとした湯が肌をやさしくクレンジングし、湯上り後は肌がすべすべになりました。
湯上り後も広い休憩スペースやレストランがあるので、ゆっくりと過ごすことが出来ました。
交通アクセス
🚃近鉄・榛原駅からバスで20分、バス停からさらに徒歩20分
🚙南阪奈道路・葛城ICから大和高田バイパスを経由して約40分もしくは西名阪国道・針ICから約30分
🅿約150台(無料)