2つ目に訪れた温泉は「足温泉 足温泉館」です。
「足」は「あし」ではなく、「たる」と読みます。
1つ目に訪れた「真賀温泉 真賀温泉館」から徒歩10分ぐらいで行くことが出来ます。
前回の「真賀温泉 真賀温泉館」の記事はこちら。
「足温泉」名前の由来
1570年頃、当時の高田城主佐伯辰重が、戦で傷ついた武士たちの刀傷を癒すために樽詰めした湯を送ったと伝えられ、この故事にちなんで樽(足)温泉と名付けられました。
「足温泉」は数軒の旅館だけがある小さな温泉地で、いずれの旅館にも内湯はなく、「足温泉館」を利用しています。
それほど大きくない施設ですが、源泉かけ流しの温泉が楽しめます。
建物に入ると、休憩室もある広いロビーがあります。
下駄箱に靴を入れ、入口に券売機があるので入浴券を購入し、受付で渡して中へ。
入浴料:大人600円 小人300円
※家族風呂:3名2500円(1時間)で利用できます。
営業時間:10時~21時
定休日:年中無休
「有森裕子」さんの足型が!
ロビーの一角にはオリンピック・マラソンメダリストの有森裕子さんら3人のマラソンランナーの足型ありました。
廊下を進むと、手前に男湯の入り口、奥に女湯の入り口があります。
脱衣場はそれほど広くありませんが、清潔感があります。
棚にそれぞれカゴが備えられていて、荷物をカゴに入れます。
棚の横に無料の鍵付き貴重品ロッカーがあります。
いざ温泉へ!
浴室に入ると、大人4~5人サイズの内湯があります。
注がれている湯は源泉を加温しているだけだからか、少し白い湯の花のようなものが舞っていました。
湯は1湯目に入った「真賀温泉館」と同じ泉質で、アルカリ性単純温泉で無色透明、無味無臭です。
湯はph9度以上あり、とろみがあり、少しぬめりも感じ、つるつるすべすべとした浴感です。
おすすめは露天風呂!
内湯から外に出ると大人2~3人サイズのこじんまりとした露天岩風呂があります。
とても小さい露天風呂ですが、湯量豊富な源泉かけ流しの温泉が注がれ、湯は常時、オーバーフローしていました。
訪れた時は誰も露天風呂を利用する人がいなくて、貸切状態で楽しめました。
周りは塀に囲われていますが、格子窓からは旭川を望むことができ、のどかな景色を見ながら、のんびりと温泉を堪能することができました。
石碑もあります
「足温泉館」から歩いてすぐそばの場所に「たるの湯跡」の石碑がありました。
次の温泉の記事はこちら。
交通アクセス
🚃JR中国勝山駅からバスで約30分
🚙米子自動車道・湯原ICから約5~6分
🅿約8台(無料)