今回の温泉は2009年に訪れた岩手県一関市にある温泉宿「須川高原温泉」です。
「須川高原温泉」は岩手・宮城・秋田県の3県にまたがる栗駒山の北麓、標高1126mにあります。以前、記した「須川温泉 栗駒山荘」のすぐ隣にあります。
「須川高原温泉」の立ち寄り湯では、大浴場(内風呂)と大露天風呂(大日湯)が利用できます。
今回は離れにある「大露天風呂(大日湯)」を利用しました。
小さな鄙びた小屋に入り、簡素な下駄箱に靴を置き、券売機があるので入浴券を購入し、受付で渡し中へ。
入浴料:大人700円、小人350円
立ち寄り湯の営業時間:
大浴場(内風呂)は9時~16時、大露天風呂(大日湯)は6時~21時
脱衣所は棚にカゴが据えられているだけなので、貴重品は受付の前にあるコインロッカーに入れなければなりません。
脱衣所からすぐ温泉があります!
開放感抜群の温泉へ!
目の前には大量の湯気に隠れて、プールのような大きな木造の浴槽がど~んとあります。
およそ大人50人サイズの広々とした開放感のある大露天風呂です。
浴場の名前の由来となった大日岩が目の前にそびえ、その岩の真下から湯量豊富な温泉が樋を流れて、注がれていました。
湯は青みがかった白濁した湯で硫黄の香りがとても強く、濃厚な温泉感を感じながら浸かりました。
泉質は酸性・含鉄(Ⅱ)・硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で、pH2.2と少しピリピリとした浴感で浴後はさっぱりとした温泉でした。
16時頃に訪れたのですが、少し曇っていたからか薄暗く、白濁した湯からは大量の湯気が舞い、とても神秘的な光景が目の前に広がり、思い出に残る温泉になりました。
交通アクセス
🚃JR一関駅からバスで約80分
🚙東北自動車道・一関ICから約80分
🅿300台(無料)