今回の温泉は2009年に初めて宿泊し、その後もう一度宿泊した兵庫県神戸市にあるホテル「有馬温泉 有馬グランドホテル」です。
「有馬温泉」は日本三古泉と称されるほど歴史があり、かつては豊臣秀吉も湯治に訪れた由緒ある温泉地です。
「有馬グランドホテル」は有馬三山に囲まれ、眼下に有馬温泉街が望める、眺望に優れた高台に立地しているホテルです。
駐車場に車を停め、建物に向かって歩きますが、まずはその建物の圧倒的な大きさに驚きます。総部屋数は和・洋・和洋室あわせて246部屋あり、ホテルの前には広い庭園と大きなプールがあります。
建物の中に入ると、クラシカルな雰囲気と高級感な雰囲気が広がる、大きなエントランス・ロビーがあります。
「有馬グランドホテル」には男女別の展望風呂と内風呂、貸切風呂があります。
展望風呂は「雲海」、内風呂は「ゆらり」という名がついています。
また、別料金が必要ですが「アクアテラス」という特別なスパ空間、アクアリラクゼーションという施設があります。
立ち寄り湯は入浴のみは出来ず、食事とセットになったプランがありますが、6500円~となっており、時間が限られています。
また、「アクアテラス」しか利用できませんが、入浴券付き館内利用券というものがあります。
料金:平日大人3700円 小人1600円 土日祝大人4200円 小人2200円
早速、温泉へ。
まずは内風呂「ゆらり」へ。
内風呂「ゆらり」
内風呂は地下2階にあり、石造りの内湯と岩造りの露天風呂、そいて男湯には「立ち湯」、女湯には「ホワイトイオンバス」があります。
有馬温泉と言えば、「金泉」と「銀泉」ですが、内風呂には「金泉」しかありません。
露天風呂はとても風情がある岩風呂で、ゆっくりと自然の景色を見ながら、浸かりました。
続いて、展望風呂「雲海」へ。
展望風呂「雲海」
ホテルの9階にある展望風呂には内湯と半露天風呂があります。
大きな窓に面した内湯はとても広く、六甲山の景色を見ながら、ゆったりと浸かれます。
おすすめは半露天風呂!
外に出ると、大人10人ぐらいが入れる広さの「金泉」と大人8人ぐらいが入れる広さの「銀泉」があります。
残念ながら、源泉かけ流しではなく、循環式・消毒ありですが、「金泉」は濃い赤茶色の色をした湯で、湯口には温泉の析出物が多く付着していて、温泉感を感じることができます。「銀泉」の方は残念ながら、消毒臭が少し気になり、温泉感をあまり感じなかったです。
泉質は「金泉」は含鉄-ナトリウム塩化物泉で、鉄の香りがしました。「銀泉」は単純放射能泉でクセがないので浸かりやすく、微量のラドンを含んでいる温泉なので、湯気を吸うことによっても効能を得られた気がしました。
源泉かけ流しではありませんが、湯の温度がちょうどよく、六甲山の山々の景色も楽しめ、気持ち良く浸かることができ、のんびりと過ごせました。
「有馬グランドホテル」は温泉も良いのですが、部屋も綺麗で、食事も良く、ホテル内にあるレストランもとても美味しかったです。
また、接客サービスも素晴らしく、また訪れたいと思えるホテルでした。
交通アクセス
🚙中国自動車道・西宮北ICから約15分もしくは阪神高速・有馬口ICから約10分
🅿約400台(無料)