今回の温泉は2011年に訪れた北海道帯広市にある「天然温泉たぬきの里」です。
「天然温泉たぬきの里」は帯広市の市街地にある温泉銭湯で、源泉かけ流しの温泉が楽しめます。
「天然温泉たぬきの里」はJR帯広駅から近く、メインストリートの公園大通りをまっすぐ行くと建物が見えてきます。
5階建ての建物は1階に受付・ロビーがあり、2階は家族風呂、3～5階が賃貸マンションになっていて、温泉は地階にあります。
ちなみに賃貸マンションの入居者は無料で温泉を利用できるようです。羨ましい。
ロビーにある券売機で入浴券を購入し、受付で渡します。
入浴料：大人450円 小人150円 幼児70円
※家族風呂は1時間、大人800円 小人（3歳以上）300円
営業時間：8時～25時
定休日：年中無休
階段で温泉がある地階へ。
脱衣所の入り口前に下駄箱があるので、靴を置き、中へ。
それほど広くない脱衣所には無料鍵付きロッカー、荷物を入れるカゴがあります。
いざ温泉へ！
浴室にはタイル張りの主浴槽と泡浴槽（現在は電気風呂）、サウナ、水風呂があり、露天風呂はありません。
長方形の主浴槽は大人8人サイズで、四角い泡浴槽の方は大人4～5人サイズになっています。
珍しい「モール泉」
特筆すべきは湯の色で、湯口からウーロン茶のような、コーヒーのような濃い茶褐色の湯が源泉かけ流しで注がれています。いわゆる「モール泉」です。
「モール泉」とは、地中の亜炭層を通って湧出する温泉で、植物由来の有機物を含有する点が特徴です。
全国に「モール泉」は点在しているのですが、帯広市がある北海道十勝地方は日本有数の「モール泉」の温泉地として有名です。
少しとろみがあり、つるつるとした浴感で心地よい温泉で、ほのかに硫黄の香りもして、温泉感も感じられます。
湯の温度が温めだったこともあり、仕事で疲れた体に染みわたる良い温泉でした。
私は仕事で出張の際に、宿泊したホテルの方に教えて頂き、それほど期待せずに立ち寄ったのですが、思いがけず、「モール泉」に浸かれて大満足でした。
交通アクセス
🚃JR帯広駅から徒歩約10分
🚙道東自動車道・音更帯広ＩＣから約20分
🅿30台（無料）
