今回の温泉は2016年に訪れた兵庫県加古川市の温泉旅館「加古川温泉 みとろ荘」です。
「みとろ荘」は室町時代に築城された井口城本丸跡に建っていて、加古川市で唯一露天風呂がある温泉旅館です。
大阪・神戸から約1時間で行くことができ、周囲はのどかな田園風景が広がり、日頃の疲れを癒すには良いところです。
昭和の雰囲気漂う建物の中に入るとすぐ、お土産売り場があります。
少し中に入ると靴箱ががあるので、靴を入れ、中にあるスリッパに履き替えます。
フロントで入浴料を支払い、中へ。
入浴料:大人700円 小人(小学生)350円 幼児は無料
営業時間:10時~21時
定休日:毎月第二水曜日(1月・8月・12月は無休)
脱衣所には荷物を入れるカゴと100円返却式ロッカーがあります。
「みとろ荘」の浴室は「展望風呂」と「洞窟風呂」の2つがあり、男女日替わりで変わります。私は「洞窟風呂」の方を利用しました。
いざ温泉へ!
浴室に入ると、大きな窓に面して、大人5~6人サイズの四角い湯船があります。しかし、温泉ではなく井戸水が使われています。
早速、掛湯をして、湯船に浸かり、体が程よく温まったところで露天風呂へ。
露天風呂へは内湯から行くことができます。
外に出て、すぐ左側に行くと、釜風呂(超微粒子ミストサウナ)があります。
洞窟風呂へ!
露天風呂は大人8~10人サイズの石板造りの浴槽があり、そのまま「洞窟風呂」につながっています。
「洞窟風呂」の中は3人ぐらいしか入れない広さですが、中に入って浸かってみると、外の世界と遮断されたような独特の雰囲気があります。
透明の湯の泉質は含二酸化炭素-カルシウム・ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉。
残念ながら源泉かけ流しではなく、循環濾過式・消毒ありですが、それほど消毒臭はしませんでした。
おすすめは源泉露天風呂!
露天風呂から上に上がったところに100%源泉かけ流しの「源泉露天風呂」があります。
大人2~3人サイズの小さい石造りの露天風呂ですが、浴槽の縁は茶色く変色していて温泉成分の濃さが窺い知れます。
但し、源泉温度が約19度と低いので、冬場は浸かるのに気合が必要ですが、夏場はとても気持ちの良い湯です。
湯はほのかに茶色く、キシキシとした浴感で、鉄の香りがして、温泉感を感じることができます。
源泉風呂は狭いので、他の利用客に気を遣いながらなので、のんびりとはいきませんでしたが、源泉かけ流しの温泉を満喫できました。
交通アクセス
🚙山陽自動車道・三木小野ICから約15分
🅿80台(無料)