「兵庫県北部温泉巡りの旅⑨」
9つ目の温泉は美方郡新温泉町にある「七釜(しちかま)温泉 ゆ~らく館」です。
8つ目に訪れた「かすみ矢田川温泉」からは車で約20分で行くことができます。
前回の記事はこちら。
「七釜温泉」は浜坂温泉郷(七釜温泉・二日市温泉・浜坂温泉)と呼ばれている温泉地の一つで、浜坂で最初に発見された温泉です。「ゆ~らく館」は「七釜温泉」の日帰り温泉施設です。
「七釜温泉」名前の由来
名前の由来は2つあり、昔、入り江になっていたこの地の海岸で塩を炊いた釜が7つあったことに由来する「塩釜説」と、点々と存在する墳墓が釜のように見えたことに由来する「古墳説」があります。
駐車場に車を停め、建物に向かうと・・・
入り口の前に「ゆ~らく館」の名入りの釜がありました。
建物に入り、下駄箱に靴を入れ、中へ。
受付で入浴料を支払い、下駄箱のカギを渡し、ロッカーのカギを受け取ります。
入浴料:大人(中学生以上)500円、小人(2歳以上)300円
JAF優待が受けられ、入浴料が50円引きになります。
営業時間:9時~22時
定休日:毎月第1、第3水曜日
いよいよ温泉へ!
浴室に入ると、大きな檜風呂が目の前にあります。
天井が高く、大きな窓からは光が多く差し込み、内湯ながらとても明るく、開放感がある気持ちの良い浴室です。
湯口からは源泉かけ流しの温泉が注がれています。
今回の旅で初めての源泉かけ流しの湯です!
湯は緑がかった色をして、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉です。
やわらかく、スベスベとした浴感の湯で、少し熱めの湯で体の芯から温まりました。
少し体が熱くなったところで、露天風呂へ。
大きな釜風呂が!
内湯から露天エリアに出ると、広い庭園の真ん中辺りに屋根付きの露天風呂があります。
よく見ると、大きな釜風呂が鎮座しています!
一人で浸かるには十分すぎる大きな釜風呂で、湯はもちろん源泉かけ流しです。
湯は内湯と同じく緑がかった色をしていますが、温度が内湯に比べて少し温めで、とても心地良く、いつまでも浸かっていたくなるほどでした。
さらに奥には大人5~6人ぐらいが入れる広さの石風呂があります。
こちらも湯は同じく源泉かけ流しで、少し熱めの湯でした。
露天風呂からは緑豊かな木々が見渡せ、とても静かで、心地よい温泉に身を沈め、心身共に癒される極上の時間を過ごせました。
交通アクセス
JR山陰本線・浜坂駅からタクシーもしくはバスで約15分、車では北近畿豊岡自動車道・氷ノ山ICから約1時間で行くことが出来ます。
無料駐車場(約40台)完備です。