前回(香川うどん巡りの旅&仏生山温泉 天平湯(香川県)前編)の続きです。
前回の記事はこちら。
4軒目に訪れた「本格手打ちうどん おか泉」を後にして、「仏生山温泉 天平湯」へ向かいました。
「仏生山温泉 天平湯」
「仏生山温泉 天平湯」は香川県高松市の温泉の名前にある「仏生山」というかつての門前町にあります。
建物の外観はとてもオシャレでスタイリッシュです。
建物に入り、下駄箱に靴を入れ、入り口そばにある券売機で入浴券を購入します。
中に入ると、受付があるので入浴券を渡して中へ。
入浴料:大人(中学生以上)700円 子供(3歳以上)350円
営業時間:平日 11時~24時
土日祝9時~24時
定休日:毎月第4火曜日
受付横には食事処があり、受付から浴場への入り口までには温泉グッズや書籍、地元の土産品などの販売スペースや、開放感のある綺麗な休憩スペースが広がっています。
館内は和モダンのオシャレな雰囲気で、一見、温泉施設には見えません。
レトロな温泉風情がある施設も良いですが、このようなオシャレなのも良い感じです。
さらに奥にはテレビがある休憩スペースがあります。
入り口から暖簾をくぐり中へ。
脱衣所もスタイリッシュで綺麗です。
無料鍵付きロッカーが完備されています。
いざ温泉へ!
浴場は小さい中庭を囲むような形になっています。
正面を向いて、右側には洗い場と内湯があり、奥にはサウナもあります。
正面奥と正面左側には半露天風呂があります。
浴場内は余計な音が一切しない、静寂が心地よい雰囲気です。
トロトロの湯!!
内湯には窓に面して石板造りの大人8~10人サイズの浴槽があります。
浴槽には加温された温泉が注がれ、消毒はされていますが、かけ流しになっています。
早速、掛湯をして、温泉に体を沈めます。
湯は非常にとろみがあり、肌をさすると、ヌルヌルとするぐらいのトロトロの湯です。
少し熱め(約42℃)で、しばらくするとじんわりと額に汗が出てきます。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。
旧泉質名では美人の湯といわれている「重曹泉」なので、つるつるすべすべの浴感で肌に優しい温泉です。
つづいて、半露天風呂へ。
浴場の左側にある半露天風呂は大人3人サイズの総ヒノキ造りの浴槽が2つ並んでいて、加温された温泉が注がれた浴槽から、もう一つの浴槽に流れる形になっています。
おすすめは水風呂のような源泉風呂!
正面奥にある半露天風呂は大人4~5人サイズの総ヒバ造りの浴槽があり、注がれた湯がそのまま横にある足湯のような浴槽に流れる形になっています。
注がれている温泉は消毒はされていますが、加水加温されることなく、源泉がそのまま掛け流されています。
足を湯に浸けると、一瞬、冷たく感じます。
それもそのはず、源泉温度が約33℃と低いからです。
冬場は厳しいですが、夏場はとても気持ちの良く浸かれます。
高濃度炭酸泉!?
ゆっくりと湯に体を沈めると、はじめは冷たく感じますが、しばらくすると、とても心地良くなっていきます。そして、ふと体中に無数の気泡が纏わりついていることに気が付きます。
この気泡はもちろん、人工ではなく、天然の炭酸ガスです。
湯の温度が低温であるがゆえ、炭酸ガスが水中にとどまりやすくなっているからです。
源泉風呂と加温されたお風呂の交互浴も楽しめます。
源泉風呂があまりに気持ち良くて、浴槽の縁を枕にして、しばし時を忘れて、温泉に浸かっていました。極楽の時間でした。
温泉でゆっくりとして、おなかも空いてきたので、うどん巡りの旅最後のお店に向かいました。
⑤「うどんバカ一代」
営業時間:6時~18時
定休日:年中無休(元日のみ休み)
店内に入ると、壁一面にずらっと芸能人やスポーツ選手などのサインが並んでいて、有名店であることがわかります。
そして、名物メニューである「釜バターうどん」を注文します。値段は490円。
10分ほど待ち、出てきました。
今まで巡ってきたうどん店とは違うテイストのうどんです。
うどんの上にバターと玉子がのっていて、黒胡椒が振りかけられ、洋風な感じです。
味はカルボナーラ風で、濃厚な味わいでとても美味しいうどんでした。
5か所のうどん店を巡りましたが、どこも美味しくて大満足でした。「仏生山温泉」もまた訪れたいと思える素晴らしい温泉で、良い旅が出来ました。
交通アクセス
🚙高松自動車道・高松西ICもしくは高松中央ICから約15分
🅿約100台(無料)