2つ目に訪れた温泉は和歌山県東牟婁郡古座川町の旅館「南紀月の瀬温泉 ぼたん荘」です。
1つ目に訪れた「弘法湯」からは海沿いの国道42号線を走り、車で約15分かけて訪れました。
前回の「弘法湯」の記事はこちら。
残念ながら・・・
「南紀月の瀬温泉 ぼたん荘」は清流・古座川の畔にありましたが、残念ながら2023年3月末で閉業してしまいました。
私が訪れたのは3月中旬だったので、閉業する約2週間前になります。閉業することを知らずに訪れ、館内の案内で閉業のことを知りました。
部屋数は全10室とそれほど大きな旅館ではありませんが、車中泊用のRVパークがあったり、古座川の自然を活かしたサイクリングやカヌー、川釣りなどのアクティビティが楽しめる旅館として多くの人たちが訪れていました。
駐車場に車を停めて、建物に入り、下駄箱に靴を置き、中へ。
券売機で入浴券を購入し、受付で渡して中へ。
受付前は広いロビーになっていて、休憩スペースもあります。
旅館の温泉ですが、地元の方たちも多く訪れていました。
脱衣所は鍵付きロッカーはなく、棚に脱衣カゴがあります。
貴重品は入り口の前にある貴重品ロッカーを利用。
いざ温泉へ!
浴室に入ると、正面に大きな窓があり、外には季節の移ろいが楽しめる日本庭園があります。訪れた時は綺麗な梅が咲いていました。露天風呂やサウナなどはなく、内湯のみです。
早速、浴室中央にある掛湯槽で掛湯をして、ゆっくりと湯に身を沈めます。
湯は残念ながら、源泉掛け流しではなく循環濾過式・消毒ありの温泉ですが、それほど消毒臭は感じませんでした。
泉質はph9.7のアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)
少しとろみがある、つるつるとした浴感でいわゆる「美人の湯」です。
浴槽は大きな窓に面して横長にあり、大人10~12サイズと広めなので、ゆったりと温泉が楽しめ、浴槽の端の方は泡風呂になっています。
洗い場と主浴槽の間に大人1人サイズの小さな浴槽があり、おそらく主浴槽と同じ湯だと思うのですが、少し温めで心地よく、ほとんどの時間をこの小さな浴槽で過ごしていました。
閉業してしまったのは残念ですが、「南紀月の瀬温泉 ぼたん荘」のfacebookによると、これから新しい運営会社を選定して、再スタートを目指しているようです。
次の温泉の記事はこちら。
交通アクセス
🚙紀勢自動車道・すさみ南ICから約50分
🅿50台(無料)