今回の温泉は2023年に訪れた兵庫県姫路市の日帰り温泉施設「雪彦(せっぴこ)温泉」です。
「雪彦温泉」はその名の由来にもなっている日本三彦山のひとつ、雪彦山の麓にあります。
夢前川沿いの国道を走っていると「秘湯 雪彦温泉」の看板が見えてきます。
そのまま夢前川に架かる橋を渡ります。
夢前川はとても澄んだ綺麗な川で、川沿いには鮎のつかみ取りのお店が数店舗ありました。
生い茂る木々の中を進むと・・・
ロッジのような建物が一軒建っています。
駐車場に車を停めて、建物に。駐車場には大きな温泉の分析所の看板が掲げられています。
別荘のような雰囲気もある建物に入ります。
下駄箱に靴を入れて、券売機で入浴券を購入します。
券売機横にある受付で入浴券を渡して、中へ。
入浴料:大人(中学生以上)800円 小人(1歳以上)400円
営業時間:10時~18時
定休日:毎週水曜日・年末年始
浴場へ行くまでのロビーは地元の夢前町産の「夢そば」などが食べられる食堂があり、2階は広々とした休憩室があります。
脱衣所のロッカーは100円返却式のロッカーなので、事前に100円玉の準備が必要。
いざ温泉へ!
「雪彦温泉」には内湯と露天風呂、サウナがあり、温泉が使われているのは内湯だけです。雪彦山系地下約1500mから湧き出る温泉です。
掛湯をして、大人7~8人サイズの浴槽にゆっくりと体を沈めます。
湯は透明で少し熱め(41℃?)でやわらかく、つるつるとした浴感で、クセがなく浸かりやすい温泉です。
源泉掛け流しではなく、熱交換式循環加温装置が使われ、消毒ありの温泉ですが、消毒臭はほとんど気になりませんでした。
体が温まったところで露天風呂へ。
癒しの空間が広がる露天風呂
露天風呂には大人4~5人サイズの岩風呂があり、温泉ではなく地下水が使われています。
露天風呂の周りは自然に囲まれ、空気が澄み、とてものどかな雰囲気です。
温泉ではありませんが、温度が内湯に比べて、温めなのでのんびりと浸かっていられます。時折吹く風がとても気持ち良く、本当に癒されます。
露天風呂の横にあるデッキチェアに横になり、目を瞑っていると、心の疲れが解かれていくようです。
こじんまりとした温泉施設ですが、心身共に癒され、良い時間を過ごせました。
目の前に広がる芝公園
建物の前には芝公園があり、入浴後はベンチなどで何も考えず、ボーッと過ごせます。
残念ながら・・・
建物・設備の老朽化のため、2024年2月29日で閉業してしまいました。
交通アクセス
🚃JR姫路駅からバスで約50分もしくはJR福崎駅からタクシーで約15分
🚙中国自動車道・福崎ICから約25分もしくは中国自動車道・夢前スマートICから約15分
🅿60台(無料)