今回の温泉は2015年に宿泊した大分県玖珠郡のビジネスホテル「シャインホテルくす」です。
源泉掛け流しの温泉が楽しめるホテル
自家源泉を持ち、源泉掛け流しの温泉が楽しめる「シャインホテルくす」は1931年(昭和6年)に「春日屋旅館」として創業し、その後、1996年(平成8年)にビジネスホテル「シャインホテルくす」にリニューアルしました。
仕事の出張で宿泊したこのホテルは、旅館の歴史を感じさせつつも、快適な空間を提供しています。自家源泉を持ち、源泉掛け流しの温泉が楽しめると知り、仕事よりもホテル滞在が楽しみでした。
出張先で仕事を終え、ホテルにチェックイン。
外での食事を終えた後、期待していた温泉へと向かいます。
浴場は建物の最上階に位置し、「屋上露天風呂」と呼ばれています。
かつては立ち寄り湯も営業していたようですが、今は行われていないようです。
いざ温泉へ!
脱衣所から扉を開けると、大人5~6人サイズの浴槽があるシンプルなつくりの浴場が広がります。浴槽の上には屋根があり、周りには囲いもあるため、半露天風呂の雰囲気が漂っています。
浴槽の中は奥行きがあり、手前は非常に浅くなっています。浅い方は半身浴というより、寝湯に近い状態で温泉を楽しむことができます。
湯口からは地下約600mから湧き出る温泉が源泉掛け流しで注がれ、透明で少し熱めの湯が体を温めます。
pH8.1の弱アルカリ性で肌に優しく、ややとろみを感じるのも特徴です。
泉質は単純温泉。
露天風呂からは、玖珠の自然が一望でき、静かな時間が流れます。特に夜は星空が美しく、温泉とともに贅沢な時を過ごせました。
「カッパの証文」
浴槽の脇には河童の像があり、「カッパの証文」という物語が紹介されています。
ホテルがある玖珠町は「日本童話祭り」が開催される童話の里であり、その一環として「カッパの証文」が掲示されています。
他に利用客がいない静かな雰囲気の中で、とても浸かりやすい温泉を満喫しました。ビジネスホテルながら源泉掛け流しの温泉を楽しむことができ、非常に良い出張になりました。
出張での利用でしたが、「シャインホテルくす」の温泉は思い出深いものとなりました。次回の機会にもぜひ訪れたいホテルとなりました。
交通アクセス
🚙大分自動車道・玖珠ICから約5分
🅿15台(無料)