今回の温泉は2024年に訪れた奈良県奈良市のホテル「亀の井ホテル 奈良」です。
「亀の井ホテル 奈良」は世界遺産「平城宮跡」のそばにあるホテルで、ホテル内にある展望室からは「平城宮跡」や「若草山」などが一望でき、夜は朱雀門のライトアップなどを望むことができます。ちなみに温泉は「平城宮温泉」という名がついています。
建物に入ってすぐ右側にあるフロントで立ち寄り湯の利用する旨を伝え、入浴料を支払います。
事前に「ニフティ温泉」で販売されている前売り電子チケットを購入していたので、入浴料が150円引きになりました。
入浴料:大人850円 小人650円
立ち寄り湯の営業時間:11時~15時
※毎週火・木曜日は浴槽配管清掃の為、13時~15時
定休日:年中無休
奈良県らしく、ロビーには鹿のオブジェが。
浴室は左側の廊下の一番突き当りにあります。
途中には広い休憩スペースやマッサージチェアなどがあります。
大きな暖簾をくぐり、中へ。
脱衣所は清潔感があり、広く無料鍵付きロッカーが完備されています。
いざ温泉へ!
浴室は大きな窓から光が差し込み明るく、内装には焼き杉材が使われています。そして、窓に面して大人12~15人サイズの大きな浴槽があります。サウナや水風呂はありません。
浴槽の縁や床は温泉成分でオレンジ色に染まっています。
早速、掛湯をして温泉へ。
湯口から注がれている透明の湯は源泉掛け流しではなく、循環濾過式・消毒ありですが、自家源泉の温泉で、つるつるとした浴感で浸かりやすい湯です。
少し塩味がある塩化物泉なので、保温効果があり、良く温まります。
泉質はナトリウム-塩化物泉。
体が温まったところで露天風呂へ。
心地よい時が流れる露天風呂へ
露天風呂は周りを高い塀で囲われているので景色は望めませんが、それほど圧迫感はなく、ゆっくりと温泉が楽しめます。
岩風呂風になっている露天風呂は大人10~12人サイズの広さでやや深めになっています。
お湯は内湯同様、源泉掛け流しではありませんが、湯口付近は温泉の析出物が固まっていて、露天風呂の周りはオレンジ色になっています。
訪れた時は他に利用客がいなくて、貸切状態ということもあり、静寂が広がる落ち着いた雰囲気の中で、体だけでなく気持ちもゆったりとして温泉を楽しめました。
立ち寄り湯で利用できる大浴場は先述の通り、源泉掛け流しの温泉ではありませんが、客室の一部には源泉掛け流しの温泉が楽しめる部屋があります。
奈良市内では数少ない貴重な温泉が楽しめる施設として、奈良観光の拠点あるいは「平城宮跡」などの散策帰りに疲れを癒しに「亀の井ホテル 奈良」を利用することおすすめします。
交通アクセス
🚙第二阪奈自動車道・宝来ICから約15分もしくは京奈和自動車道・木津ICから約20分
🅿88台(無料)