今回の温泉は2009年に訪れた秋田県と岩手県の県境付近、標高1100mの栗駒国定公園内にある「須川温泉 栗駒山荘」です。
「栗駒山荘」は非常に人気のある宿で、紅葉のシーズンはほぼ予約は取れないと言われています。営業期間は4月下旬~11月初旬で冬季は営業していません。
私が訪れたのは10月下旬の紅葉シーズンでちょうど山が色づいていてとても綺麗な時でした。
宿泊ではなく、立ち寄り湯で入湯しましたが、やはり人気の温泉施設なので、登山客を中心に多くの人たちが訪れていました。
大きな看板が掲げられている入り口から建物に入ります。
券売機で入浴券を購入し、受付で渡して中へ。
入浴料:大人750円 小学生400円
立ち寄り湯の営業時間:10時~16時
営業期間:4月下旬~11月初旬
暖簾をくぐり中へ。
大浴場「仙人の湯」へ!
「仙人の湯」という名の大浴場は木造りでとても雰囲気が良く、硫黄の香りが漂っています。
内湯と露天風呂があり、内湯も横長に広く、窓も大きくなっているので景色が綺麗に見えるのですが、やはり露天風呂からの景色がとても素晴らしいです。
泉質は日本では珍しい強酸性のみょうばん緑ばん泉で青みを帯びた白濁の湯です。
メタケイ酸が多く含まれ、美肌の湯でもあります。
もちろん、源泉かけ流しで、湧出量が毎分6000リットルで単独自噴源泉としては国内屈指の湯量と言われています。あまりに湯量が多すぎて源泉から溢れて、湯の川となって流れています。
絶景露天風呂!
標高1100mの温泉からの景色は最高で、栗駒山の裾野に広がる須川高原の大自然が一望できる絶景のロケーションを楽しむことが出来ます。
露天風呂は横長に広く、多少人が多くても、絶景を見て浸かっていると気になりません。
日常生活の嫌なことなんて忘れてしまうほど、素晴らしいロケーションの温泉でした。
交通アクセス
🚃JR一関駅からバスで約80分
🚙東北自動車道・一関ICから約1時間20分
🅿約70台(無料)