そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

MENU

山代温泉 古総湯(石川県)

今回の温泉は2015年に訪れた石川県加賀市共同浴場山代温泉 古総湯」です。

 

2つの共同浴場「総湯」「古総湯」

北陸地方の温泉地として有名な山代温泉には2つの共同浴場があり、ひとつは「総湯」と呼ばれている共同浴場で、もう一つは「古総湯」と呼ばれている明治時代の「総湯」を復元した共同浴場です。

 

今回は2つの共同浴場のうち、山代温泉の中心地にある「古総湯」を記します。

ちなみに「総湯」とは北陸地方の言葉で「共同浴場」のことを指します。

 

山代温泉 総湯」の記事はこちら。

先述の通り、「古総湯」は明治時代の「総湯」を復元したものですが、外観や内装だけでなく、「湯あみ」という温泉に浸かって楽しむという当時の入浴方法も再現されている浴場です。

f:id:DANISH:20220217151638j:plain

立派な和風の建物の中に入ると券売機があるので入浴チケットを購入し、受付の係の方に渡します。

入浴料:大人500円 中人(6歳以上12歳未満)200円 小人(3歳以上6歳未満)100円 3歳未満は無料

営業時間:6時~22時

定休日:毎月第四水曜日6時~12時

係の方が浴室の中にまで入って、とても丁寧に温泉のことや入浴方法を説明してくれます。

幻想的な温泉へ!

中に入ると、大分県別府温泉共同浴場にも多いのですが、脱衣所と浴室がひとつになった部屋というか浴室があります。

洗い場もなく、浴室の真ん中に四角い大きなお風呂があるだけというシンプルなつくりです。

湯壺のようなものがあるのですが、掛湯用ではなく、熱湯が流れていますので注意が必要です。

また、あくまで「湯あみ」なのでシャンプーや石鹸などはありませんし、使ってはいけません。

 

共同浴場とは思えない!?

浴室内の壁や床のタイルは九谷焼が用いられており、窓はステンドグラスが使われています。

ほんのりと薄暗い浴室内にステンドグラスの光が湯面に反射してとても幻想的な雰囲気が漂います。

ここは本当に共同浴場なのかと思ってしまうほどでした。

f:id:DANISH:20220217151330j:plain

山代温泉観光協会HPより

泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩泉・塩化物泉。無色透明で無味無臭。

温泉は源泉かけ流しとのことでしたが、少し消毒臭が気になったので、消毒はしているようです。

湯は源泉温度が約60度強と熱く、湯壺を通して浴槽に流れてくるのですが、わりと熱めとなっているので、長湯は難しいと思います。

 

温泉の泉質的にはあまり特徴はありませんでしたが、ただ、温泉だけを楽しむというには豪華すぎる内装を楽しみながら、明治時代の人たちも入浴していたであろう温泉の姿を想像しながら、浸かりました。

 

私以外にお客さんがいなかったので、熱めの温泉を出たり入ったりしながら、豪華すぎる内装も含めて、満喫することが出来ました。

 

湯上り後は畳敷きの休憩室があるので、サービスで頂けるお茶を飲みながら、熱くなった体を風で冷やしながらゆっくりとしました。

2階の窓もステンドグラスが使われていて、こちらもとても綺麗でした。

 

「古総湯」は山代温泉のシンボル的な存在であることや、山代温泉の歴史を体感できる貴重な温泉なので、おすすめですが、「古総湯」では浴室内で身体を洗ったり出来ないので、普通に温泉に入りたいという方は「総湯」に行くことをおすすめします。

 

 

交通アクセス

🚃JR加賀温泉駅からタクシーで約10分

🚙北陸自動車道・片山津ICもしくは加賀ICから約15分

🅿100台(無料)

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 日帰り温泉・スーパー銭湯へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 温泉・温泉街へ
にほんブログ村