14ヵ所目に訪れた温泉は「千石温泉」です。13ヵ所目に訪れた「日当山温泉 富士の湯」からは徒歩約5分で行けました。
前回の「日当山温泉 富士の湯」の記事はこちら。
「千石温泉」は住宅街にあり、地元密着系の共同浴場なので、あまり観光客が利用しない温泉です。2階は宿泊施設になっていて、1泊1700円とリーズナブルな価格で宿泊が出来ます。
味わいのある鄙びた建物に近づくと、2棟の建物が向かい合っています。
左側の建物は受付棟、右側の建物が温泉及び宿泊棟になっています。
受付の前には地元の野菜や果物などが販売されています。
受付にいるおじさんに入浴料を支払います。
入浴料は大人150円と、とてもリーズナブル!
入浴料:大人150円! 小人100円
営業時間:12時~20時
定休日:毎月第2・4水曜日
そして、向かい側の建物にある「男」と表示のある入り口から入ります。
中に入ると、広い脱衣所があります。
鍵付きのロッカーはなく、棚とカゴがあるだけです。
床は大量のバスタオルが敷き詰められています。建物も含め、決して清潔感があるとは言えませんが、共同浴場の鄙びた雰囲気が広がっています。
激渋!温泉へ!
浴室中央にタイル張りの浴槽がど~んとあります。露天風呂やサウナなどはなく、ただ温泉があるだけのシンプルなつくり。浴室右側にはシャワーとカランがあります。
浴室内は「ザ・共同浴場」という渋い雰囲気が漂っています。
浴槽は2つに仕切られていて、いずれも大人4~5人サイズで浴室手前の浴槽には2本あるパイプから温泉が豪快に注がれ、熱めの湯になっています。奥の浴槽は温めの湯になっています。
豪快に注がれている源泉かけ流しの湯は浴槽から溢れ出ており、鮮度の良い温泉が楽しめます。
早速、掛湯をして温泉に浸かります。
ゆっくりと温泉に身を沈めると、少し熱めの湯が体に染みわたり、浸かっていると心地よくなってきます。
透明の湯はとろみがあり、つるつるとした浴感で気持ち良く、じんわりと体の芯まで温まります。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。
タイル張りの床はひび割れがあったり、浴室全体も決して綺麗ではありませんが、レトロで共同浴場らしい鄙びた雰囲気があります。
目を瞑って、温泉に浸かっていると、地元の方たちの話し声が浴室に響きわたり、どこか懐かしい昭和の銭湯を思い出させ、とても心地よい温泉時間を過ごせました。
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交通アクセス
🛫鹿児島空港から車で約15分
🅿約20台(無料)