そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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ランプの宿 高峰温泉(長野県)後編

前回(ランプの宿 高峰温泉(長野県)前編)の続きです。

前編の記事はこちら。

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「星の観望会」を楽しんだ後、内湯を利用しました。

まずは、2階にある展望風呂「高峰の湯」へ。

宿泊者しか利用できない展望風呂は男性用「高峰の湯」と女性用「四季の湯」があります。

脱衣所は備え付けの棚があるだけの簡素なつくりで、鍵付きロッカーはありません。

 

高峰の湯へ

ランプの宿 高峰温泉HPより

浴室には2つに仕切られた木造の浴槽があり、大きな窓からは山々の景色や森が望めます。(夜は真っ暗ですが)

小さめの浴槽(源泉浴槽)の方は源泉掛け流しの温泉が注がれ、源泉そのままの青みがかった温泉(約38℃)が、大きめの浴槽(加熱浴槽)の方は源泉掛け流しと循環の併用ですが消毒はされていない温泉で、加熱された白みがかった温泉(約41℃)が楽しめます。特に源泉浴槽の方はとても心地よく、一度浸かると、なかなか出ることができません。

どちらの浴槽の温泉も硫黄の香りが漂い、温泉感をしっかりと感じられますが、やはり源泉浴槽の方が温泉の質が濃く感じます。

2つの異なる温度の温泉があるので、温冷交互浴ができ、血行促進につながり、体がスッキリとします。

 

続いて、1階にあるもう一つの内湯「ランプの湯」へ。

脱衣所は狭く、棚があるだけの簡素なつくり。

 

ランプの湯へ

ランプの宿 高峰温泉HPより

浴室は「高峰の湯」と比べて、コンパクトなつくりになっています。「高峰の湯」同様、木造の2つに仕切られた浴槽、源泉浴槽と加熱浴槽があります。

源泉浴槽の方は源泉掛け流しの温泉、加熱浴槽の方は源泉掛け流しと循環の併用の温泉となっています。やはり源泉浴槽の方が温泉の質が濃く、硫黄の香りが強く、湯の花が舞っています。

源泉浴槽は「高峰の湯」とは温度が違い、約33℃とさらに低いお湯が注がれています。初めはひんやりと感じますが、慣れてくると心地よくなり出ることができません。冬はやや厳しく感じますが、硫黄の香りがして、ずっと浸かっていたくなるほど気持ちが良い湯です。

 

翌朝、朝食の前に「野鳥教室」というイベントに参加しました。

野鳥教室

ランプの宿 高峰温泉HPより

野鳥教室では、宿の中から餌場に集まる小鳥たちをスタッフのお話を聞きながら観察します。

あまり鳥について詳しくありませんが、スタッフの方の詳しい説明によって、十分に楽しめました。

 

高峰温泉ではその他に「自然観察会(9時~12時)」や「温泉療養講座(17時~17時45分)など様々なイベントが催されており、立ち寄り湯も良いのですが、宿泊して、これらのイベントに参加するのも楽しいです。

「野鳥教室」の後、朝食を頂き、再び温泉へ。

野天風呂を利用したかったのですが、混みあっていて断念。

内湯「高峰の湯」を最後に利用して、体も心もリフレッシュして宿を後にしました。

 

「ランプの宿 高峰温泉は標高2000mの高地にあることもそうですが、まさしく下界から離れた特別の空間という感じで、自然豊かな環境の中で温泉が楽しめ、まさに山の秘湯でした。また訪れたい温泉の一つに増えました。

 

 

交通アクセス

🚃JR長野新幹線佐久平駅からバス等で約1時間10分

🚙上信越自動車道・小諸ICから約40分

🅿20台(無料)