そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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有馬温泉 亀の井ホテル 有馬(兵庫県)

今回の温泉は2023年に訪れた兵庫県神戸市のホテル有馬温泉 亀の井ホテル 有馬」です。

 

以前はかんぽの宿 有馬」として営業していましたが、2022年に現在の有馬温泉 亀の井ホテル 有馬」に変わりました。

 

日本三古泉の温泉

有馬温泉」は、愛媛県の「道後温泉」、和歌山県の「白浜温泉」と並び「日本三古泉」の温泉として知られており、その歴史は約1400年にわたります。

有馬温泉」は療養泉と指定されている9つの主成分(単純性温泉・二酸化炭素泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉・含鉄泉・硫黄泉・酸性泉・放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つの成分が含まれています。

中でも湯に含まれる鉄分が多いことから空気に触れることで酸化して赤褐色に湯が濁る「金泉」と炭酸を含んだ「銀泉」が有名です。

有馬温泉 亀の井ホテル 有馬HPより

「亀の井ホテル 有馬」では有馬温泉内にある7つある源泉のうち、「愛宕山泉源」が敷地内にあり、自家源泉の源泉掛け流しの「金泉」が楽しめます。

車を駐車場に停めて大きな玄関から中に入り、すぐ右側にある券売機で入浴券を購入します。

入浴料:

平日 大人(12歳以上)800円 小人(6歳以上12歳未満)400円

土日祝大人1000円 小人700円

立ち寄り湯の営業時間:11時~16時

定休日:不定

有馬温泉 亀の井ホテル 有馬HPより

広いロビーを通り、一番奥にあるフロントで入浴券を渡し、フロント右奥にあるエレベーターで浴場がある4階へ上がります。

有馬温泉 亀の井ホテル 有馬HPより

ロビーの一角には売店があり、有馬温泉名物の「炭酸煎餅」などが販売されています。

エレベーターを降りて廊下を進むと「有馬温泉 金泉の湯」の暖簾が見えてきます。

その先には「金泉」の説明や温泉分析書、「ブラタモリ」で訪れたタモリさんの写真などが飾られています。

浴場の入り口前には休憩スペースがあり、窓の外には綺麗な新緑が広がっています。

脱衣所の入り口にある靴箱に靴を置き、中へ。

脱衣所は広くありませんが清潔感があり、無料鍵付きロッカーが完備されています。

 

いざ温泉へ!

浴室は露天風呂やサウナはなく、内湯だけがあります。

「銀泉」はなく、「金泉」のみとなっています。

浴室左側に洗い場があります。

浴室右側に大人12~15人サイズの浴槽があります。

早速、掛湯をして温泉へ!

濁り湯なので、足元が見えず、ゆっくりと確認しながら、湯に体を沈めます。

よく見ると、壁に浴槽内に段差があることを注意書きしてくれています。

湯口からは源泉掛け流しの湯が絶えず注がれ、浴槽から溢れ出ています。

湯の温度は40~41℃ぐらいで、湯口から離れた場所だと、少し温めで浸かりやすく、じっくりと温泉が楽しめます。

つるつるとした浴感、鉄の香りがして温泉感があり、塩化物泉なので保湿・保温効果がある温泉です。

泉質は含鉄-ナトリウム-塩化物泉(高張性・中性・高温泉)

しばらくすると、じんわりと熱くなってきたので、浴槽内にある段差に座り、半身浴で休憩しながら、再び、温泉に体を沈めるということを繰り返しながら、有馬温泉の「金泉」を満喫しました。

 

窓は曇りガラスなので、景色は望めず、露天風呂などもありませんが、人気のある有馬温泉でありながら、利用客もそれほど多くなく、のんびりとした雰囲気の中でゆっくりと温泉が楽しむことができました。特に「金泉」だけを楽しむなら、穴場的な場所としておすすめです。

 

内湯の中でゆっくりと過ごすことで、源泉そのままの「金泉」を楽しむことが出来ました。源泉掛け流しの温泉の入浴は温泉の効能をより実感できます。

 

有馬温泉には他にも良い温泉があります!

例えば、有馬温泉 太閤の湯」は様々な温泉を楽しみたい方におすすめです。

また、「上大坊」では「天神泉源」の温泉が楽しめます。

有馬温泉の歴史や泉質に触れつつ、自家源泉の「金泉」に浸かる贅沢なひとときは、日頃の疲れを癒すには最適でした。温泉にゆっくりと浸かりながら、温泉の成分が心地よい疲れを癒してくれました。

 

有馬温泉日帰り温泉だけでなく、宿泊施設も豊富にあります。時間を気にせず、ゆっくりと温泉を満喫することをおすすめします。

 

 

交通アクセス

🚃神戸電鉄有馬温泉駅から徒歩約20分

🚙中国自動車道・西宮山口出口から約5分、もしくは阪神高速有馬口ICから約5分

🅿94台(無料)

 

 

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