今回の温泉は2020年に訪れた兵庫県神戸市にある24時間営業の日帰り温泉施設とカプセルホテルが併設された「神戸クアハウス」です。

現在、長期休業中

「神戸クアハウス」は約33年、神戸の地で長らく愛されてきた温泉で、新神戸駅、三宮駅駅から近い好立地、年中無休・24時間営業ということもあり、多くの人たちに利用されていました。
現在、建物・施設の老朽化のため、建物が解体され、2024年4月1日から長期休業中となっています。今後は新たに複合施設が建ち、その中に「神戸クアハウス」も入るとのことですが、詳しいことはまだわかりません。

6階建ての建物は、元々は立体駐車場だったのを改装して使われているので、中は少々複雑な感じ。
1階は受付とレストラン。2階は宿泊フロア、3階は宿泊フロアと一部が男湯の脱衣所、4階が女性用の温泉及び宿泊エリア、5階が男性用の温泉と女性用のサウナなど、6階が男性露天風呂になっています。
名水100選「神戸ウォーター六甲布引の水」

入り口横では名水100選にも選ばれている「神戸ウォーター六甲布引の水」が販売されています。ちなみに館内の全ての水はこの「神戸ウォーター六甲布引の水」が使用されています。
建物に入り、下駄箱に靴を入れて中へ。
館内はレトロな雰囲気、空気が流れています。
券売機で入浴券を購入し、受付で入浴券と下駄箱のカギを渡して、ロッカーのカギを受け取ります。
入浴料:大人(中学生以上)1100円 小人(4歳~小学生)540円
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
エレベーターで温泉フロアへ。
昭和感漂う脱衣所には縦長のロッカーが並んでいます。
いざ温泉へ!
浴室は非常に広々としていて、2種類の温泉が楽しめるお風呂、ジェットバス、打たせ湯、サウナ、水風呂などが揃っています。そして、一つ上の階の屋上には露天風呂(男湯のみ)があります。

早速、掛湯をして温泉へ。
まずは「天然温泉 重曹泉」という看板が掲げられた浴槽へ。
大人15~20人サイズの広い浴槽には、やや茶色がかった色をしている温泉が注がれています。お湯は「重曹泉」ということもあり、乳化現象により皮膚の表面を柔らかくし、脂肪や分泌物などを洗い流し、すべすべとした浴感で、いわゆる「美人の湯」です。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
源泉掛け流しではなく、循環・消毒ありの温泉です。

続いて、浴室中央にある「硼酸泉(ほうさんせん)」という看板が掲げられたタイル張りの楕円形の浴槽へ。
無色透明のお湯は匂いもなく、あまり温泉感は感じられませんが、すべすべとした浴感の温泉で、体がポカポカと温まります。
泉質は単純温泉。
こちらの温泉も源泉掛け流しではなく、循環・消毒ありの温泉です。
神戸クアハウス名物「神戸ウォーター」が使われた水風呂へ

神戸クアハウスの名物と言っても良い巨大な「水風呂」は高野槇で作られた浴槽に頭上から天然ミネラルウォーターである先述の「神戸ウォーター六甲布引の水」が注がれています。
冷却装置が使われていない源泉そのままの約18℃の水が勢いよく注がれ、鮮度感も抜群で、浸かってみると、鼻につく消毒臭などが全くなく、柔らかいマイルドな浴感でとてもスッキリとして気持ちが良い水風呂です。
2つの温泉と水風呂の温冷交互浴を楽しんだ後、屋上にある露天風呂へ。
心地よい風が吹き抜ける屋上露天風呂へ!

階段を上がって屋上に出ると、大人4~5人サイズの真四角の露天風呂が中央にあり、その周りにはゆっくりと休憩が出来るデッキチェアなどがあります。
街の真ん中にある温泉ながら、屋上なので頭上の視界はとても開けていて開放感があります。
浴槽には透明のお湯が注がれていて、すべすべ感があり、心地よい温泉です。
デッキチェアで寝ころぶと、気持ちの良い風が吹き抜けて、心身ともに癒されました。
「神戸クアハウス」はどの浴槽も広く、ゆっくりと温泉に浸かれて、名物の「水風呂」との温冷交互浴も楽しめ、さらに屋上露天風呂で寛ぎの時間を過ごせ、とても居心地の良い温泉施設でした。今は長期休業中で訪れることが出来ませんが、どのような形でリニューアルオープンがされるのかを楽しみに営業再開を待ちたいと思います。
交通アクセス
🚃JR三ノ宮駅/阪神・阪急・神戸三宮駅から徒歩約8分、新幹線/地下鉄・新神戸駅から徒歩約12分
🚙阪神高速・京橋ランプまたは生田川ランプから約5分
🅿専用の駐車場がないので、近隣のパーキングを利用