今回の温泉は2011年に訪れた大分県別府市の「神丘温泉」です。
廃業・・・
「神丘温泉」は残念ながら、2012年7月に廃業してしまい、現在はありません。
小さな個人商店のような建物は年季が入って良い味出してます。
入り口に近づくと、段ボールなどが雑多に積まれています。「泥湯」とありますが、私が訪れた時は泥湯はしていませんでした。
「神丘温泉」の看板は見事に錆びています。
中に入ってみると、所狭しといろいろなものがあります。
そして、一番奥ではおじさんが寝ていました。起こすのは申し訳ないなと思いつつ、温泉を利用する旨を伝え、入浴料を支払います。
入浴料:100円!
営業時間:6時~21時
浴室に続く廊下が脱衣所になっていて、廊下に置いてあるカゴに荷物を入れます。
いざ温泉へ!
浴室はコンクリート造りになっていて、浴室中央に大人4~5人サイズの正方形の浴槽があるだけというシンプルなつくりとなっています。
壁には温泉の効能等が掲示されています。
2011年に閉鎖されましたが「神丘温泉」の近くには「別府温泉療養研究所 別府原爆センター」があり、「神丘温泉」の湯も効能が認められていたことから、「特効」の欄には「原爆症」が記載されています。
早速、掛湯をして温泉に浸かります!
ところが・・・足を湯に浸けると、熱い!
とても熱くて、湯に浸かれません!加水が出来ないので、湯もみをし、何回も掛湯を行い、体が慣れたところでゆっくりと湯に浸かります。
湯はとてもクリアな透明で浴槽の底から湯が出ているので、空気に触れずに鮮度の良い温泉が楽しめます。つるつるとした浴感の湯です
泉質は単純温泉。
湯に浸かる以外何もないのですが、それがかえって心地よく、あんなに熱かった湯に体も慣れて、いつの間にか時が過ぎていました。
交通アクセス
🚙九州自動車道・別府ICから約2~3分
🅿5台(無料)