5つ目に訪れた温泉は奈良県吉野郡十津川村の「上湯温泉 源泉大露天風呂」です。
「上湯温泉 源泉大露天風呂」は「上湯温泉 神湯荘」に宿泊すれば、無料で利用できます。ということで、今回の旅の宿は「上湯温泉 神湯荘」にしました。
4つ目に訪れた「十津川温泉 昴の郷 温泉保養館 星の湯」から「上湯温泉 神湯荘」へは車で約15分で行けました。
前回の「十津川温泉 昴の郷 温泉保養館 星の湯」の記事はこちら。
「星の湯」から「上湯温泉 神湯荘」までは県道735号線を通って行くのですが、この県道735号線がなかなか険しい道で、大きい車同士では行き交えない車1.5台分ぐらいしかない道幅が続き、スリルを味わえます。実際に何台かすれ違いましたが、道幅ギリギリでヒヤヒヤしながら、何とか通り抜けました。
宿の看板が見えてきて、もう安心と思いきや、ラスト150m~200mは急登な坂が続き、低速でないと登り切れません。雨などで路面が濡れていたら、滑ってしまいそうなほど。
やっと宿の前に到着し、駐車場に車を停めます。無事に到着しほっと一安心。
建物に入り、帳場でチェックインをします。
宿の方が丁寧に温泉のことなどを説明をしてくれます。「上湯温泉 神湯荘」の温泉は大浴場の他に4つの貸切風呂があります。(詳細は次回以降に。)
一通り説明が終わり、部屋へ。
「上湯温泉 神湯荘」には本館と別館があり、今回は別館の部屋に宿泊です。
別館はさらに坂を上ったところにあります。足腰が不安な方は本館の方をおすすめします。
部屋に荷物を置いて、早速「源泉大露天風呂」へ向かいます。
先述の通り、宿泊をすれば、無料で利用でき、利用するときは帳場の脇にある螺旋キーホルダーを持っていき、温泉の受付で提示をすれば利用できます。
「源泉大露天風呂」は宿から車で3~5分、徒歩7~10分ほどの場所にあります。
散歩がてら宿から歩いていくと、大きな川が見えてきます。その川沿いに歩いていくと看板が出てきて、その先に受付がある建物が見えてきます。
係の方にキーホルダーを提示して、中へ。
男湯は川沿いの露天風呂、女湯は階段を上った先にある半露天風呂になっています。
中へ入ると、簡易な脱衣所があり、カゴに荷物を入れます。
目の前にはすでに露天風呂が見えていて、テンションが上がります!
いざ絶景温泉へ!
巨大なプールのようなコンクリート打ちっぱなしの開放感抜群の野趣あふれる大露天風呂大露天風呂が目の前にどか~んとあり、その大露天風呂の目の前に広がるダイナミックな絶景に圧倒されます!
露天風呂のそばには上湯川が流れていて、露天風呂からはしごを下りて、川に入ることも出来ます。
早速、掛湯をして温泉へ。
お湯は湯口がある手前側は熱めですが、広い露天風呂なので、奥の方に行くと、適温で浸かりやすくなっています。
浴槽は深めですが、浴槽内の至るところに大きな石が置いてあり、それに座って温泉に浸かれます。
無色透明のお湯からは硫黄の香りがし、大きな白い湯の花が舞っていて、温泉感をたっぷりと感じられます。
泉質は含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉。
もちろん、加水加温・消毒なしの本当の源泉掛け流しの温泉で、浴槽から川に温泉が流れています。
温泉で火照ったら、浴槽の縁に座って休憩すると、心地良い風が吹き抜け、体をクールダウンしてくれます。
周りを山々に囲まれ、自然との一体感を感じられる温泉は秘湯感も漂っていて、大満足の温泉でした。
大自然の雄大な景色、川のせせらぎ、青い空、素晴らしい温泉・・・最高のロケーションの中で温泉が楽しめ、最高の温泉時間を過ごせました。少々、訪れにくい場所にありますが、再訪したい温泉がまた一つ増えました。
温泉の営業時間終了の17時まで温泉を満喫し、宿に戻りました。
次の温泉の記事はこちら。
交通アクセス
🚃JR和歌山線・五條駅からバス等で約3時間10分
🚙京奈和自動車道・五條ICから約2時間
🅿20台(無料)
価格:1650円 |
価格:1030円 |