そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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奈良県南部温泉巡りの旅⑥上湯温泉 神湯荘 前編

6つ目に訪れた温泉は奈良県吉野郡十津川村の旅館「上湯温泉 神湯荘」で、今回の旅で宿泊した旅館となります。

 

前回の「上湯温泉 源泉大露天風呂」の記事はこちら。

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「上湯温泉 神湯荘」の温泉は大浴場のほかに4つの貸切露天風呂があり、事前に予約をしなくても空いていれば、いつでも利用できます。

ちなみに「源泉大露天風呂」は立ち寄り湯での利用が出来ますが、それ以外の温泉は宿泊をしないと利用できません。

 

「上湯温泉 源泉大露天風呂」へ行った後、宿に戻り、貸切露天風呂を順番に回りました。

 

貸切露天風呂の利用方法

4つある貸切露天風呂(天乃川・美肌の湯・水の神・癒しの湯)は先述の通り、予約なしで利用できます。

利用方法は宿の玄関横に、各貸切露天風呂の札が掛かっているので、利用する貸切露天風呂の札を持っていき、各貸切風呂の入り口に掛けて利用します。

玄関横の棚に札が掛かっていれば、利用でき、札がない場合は上の画像のように「入湯中」と張り紙があり、利用ができません。

各貸切露天風呂の位置は上の画像の通り。どのお風呂も宿の建物の中ではなく、周囲に位置しています。

 

①天乃川

1つ目に利用したのは「天乃川」で帳場がある本館から階段をおりてすぐの場所にあります。入口に札を掛けて、中へ。

脱衣所は広めで簡素なつくり。

岩風呂には寝ころんで温泉が楽しめるようにサイズの違う寝湯が2つ並んでいます。

寝湯に寝ころぶと、空が見られるようになっていて、夜は星空を見ながら温泉が楽しめるようになっています。寝湯に寝ころんで、頭を空っぽにして、ただぼーっと過ごすだけで体も心も癒されます。

 

②水の神

2つ目に利用したのは「水の神」で、本館の裏側にあります。

入口から中へ入ると、細い道が続いていて、まるで森の中の温泉に行くような雰囲気です。

少し歩くと、下に野趣あふれる露天風呂が見えてきます。

手前にある簡素な脱衣所で着替えて温泉へ。

夕方ということもあり、やや薄暗い中での温泉は野湯のような感じです。

温泉の中心には大きな岩がそびえ立っています。

よく見ると、前には道があり、丸見え状態です。が、人通りはほとんどありません。車は通りますが。

露天風呂の周りは木々が生い茂り、横には小さな渓流が流れています。

露天風呂には葉っぱなどが多く落ちていて、あまり綺麗とは言えません。人によっては苦手に感じるかもしれません。しかしそれがかえって、自然に近い状態の温泉のようで良かったです。

周りを自然に囲まれ、そばを流れる渓流や滝の音が耳に入り、とてもリラックスした状態で温泉が楽しめます。

 

③美肌の湯

3つ目に利用したのが「美肌の湯」で、1つ目に利用した「天乃川」の隣にあります。

脱衣所は広く、簡素なつくり。

大人4~5人サイズの岩風呂があります。

周りは板塀に囲まれているので、景色は楽しめませんが、とても静かで落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと温泉を楽しめました。

 

④癒しの湯

最後に利用したのが「癒しの湯」で、2つ目に利用した「水の神」の手前にあります。

建物横の細い道を進みます。

脱衣所は細長く、簡素なつくり。

露天風呂は広々としていて、ゆったりと温泉が楽しめます。

露天風呂の周りは板塀に囲まれ、プライベートな空間が広がっています。

景色は楽しめませんが、夜は幻想的な雰囲気になり、よりプライベート感が増して、落ち着いて温泉が楽しめます。

 

4つの貸切露天風呂は、いずれも源泉掛け流しの温泉で、泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉。ほのかに硫黄の香りがして、滑らかですべすべとした浴感の温泉です。

この貸切露天風呂巡りは共同浴場を巡っているようで、十分に楽しめました。

この後、食事をして、部屋で休憩後、本館内にある大浴場を利用しました。

 

後編へ続く。

後編の記事はこちら。

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